渋谷一哉(阿賀野市=旧村杉=・川上とうふ店4代目)
阿賀野市(旧村杉)にある「川上とうふ店」。
昔ながらの手作りにこだわった味は
今、全国からも注目を受けています。
渋谷一哉さんは74年続くこの店の4代目。
3代目の父誠一さんから受け継いだとうふ作りに励む毎日です。
「こだわりは・・水とにがりと豆?・・単純っすよね(笑)。
何気なくやってる感じなんだけど、とうふってこれが全部だから」
「環境によって豆も違うし・・水で戻したときに判りますよ。
ここの・・五頭の水がいいから特に判るんかもしれないけど。
硬すぎず柔らかすぎず・・口に入れたときに・・あ、=とうふ=だな~って
豆の味が口に残る=とうふ=作りたいですよね・・やっぱり。」
父、誠一さんから、伝統の技を受け継いだ一哉さん
最近では、赤豆を使った豆腐など
新商品の開発にも積極的に取り組んでいます。
「親父が青とうふと黒とうふ・・考案してるんですよ
だから、自分も豆が来たときに出来るんなら赤い=とうふ=って・・
で親父の見よう見真似だったけど作って・・・
やっぱ、親父超さなきゃ負けじゃないですか(笑)。
いろいろと考えてますよ・・不安もあるけどね(笑)。
伝統継ぐんだから・・とか言われると、やっぱりね。」
食べた全員が旨いとは言ってくれないとは思うんです・・
だから逆に「旨いよ」と言われると嬉しいんだな・・これが
そう言って笑う一哉さん・・屈託のない笑顔が新鮮でした。
「豆ひいたときにとうふは決まるんですよ・・
にがりの打ち方からなにから全部ね・・
こりゃーいけるなーって思うと気分いいです。
とうふ作り・・淡々とやって行こうと・・思ってますよ(笑)。」
父の後姿を追いながらもあくまでマイペース・・
伝統の技を受け継いだ若い職人の新たな感性で
五頭山麓の水から生み出される豆腐は
今確実に、全国にファンを作り続けています。




