田中美津子(小千谷市・ウエディングドレスデザイナー)
越後の雪と風土が生んだ重要無形文化財
「小千谷ちぢみ」を使ったウェディングドレス・・・
デザインしたのは田中美津子さん。
中越地震をきっかけに、ふるさとの伝統織物を
新しいスタイルでアレンジしました。
「きっかけは地震ですね・・
何もかもなくなるんじゃないか・・本当にそう思ったから。
私の隣が小千谷ちぢみを織っているんですけど
そのちぢみの良いものもなにも、みんな無くなってしまいそうな・・
だから、私も何かしなきゃ、って思って作った気がします。」
震災の痛手をうけた地元小千谷
なんとか自信を、希望を取り戻してほしい
そんな田中さんの思いが生み出した
小千谷ちぢみのウエディングドレス・・・
独特な凹凸感と肌合い
そして伝統の中に流行を取り入れた斬新なデザインは、
多くの人から注目を浴びています。
「地元には、ふるさとには
こんないいものがあるんだよ・・と、
判って貰えれば一番嬉しいです。
今度は新郎さんの衣装もペアで作りたいですね
・・・そうして、ドレスとして着終わったら
洋服やジャケットに作り変えてずっと着てもらえる・・
そんな素材なんです、ちぢみって。
一生、また次の代も大事にしてもらえる・・」
一生一度の大切な結婚式だから
一番素敵な姿で花嫁さんを飾ってあげたい
そんな気持ちを忘れずに、これからも・・・
「ドレス作っていきたいですね・・(笑)。」
ふるさとへの思いから生まれた美しいウエディングドレスは
小千谷の地から伝統と革新の融合した
新たな流行を発信していくことでしょう・・これからもずっと・・。




