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2月4日放送分

田澤 勝 (村上市・大洋酒造杜氏)


県北の城下町・・村上市にある大洋酒造。
地元にあった14の酒蔵が合併して出来たこの会社は   
日本で初めて「吟醸酒」を市販した蔵元の一つ。    
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伝統を一身に受け継ぐ杜氏、田澤勝さん。    
県北の老舗の酒作りを支えています。

「杜氏は酒造りじゃ頂点ですからね。
 酒を造る者なら誰でも目指したいところですから。
 なんの疑問も持たずに杜氏になる、と決めてました。」

ゆっくりと確信をもった口調で、田澤さん・・
酒造りへの思いや目標を真摯に語ってくれました。

「まず、お客さんに喜んでいただく酒。
そのためには原料の米、吟味して吟味して
米の味を出し切った酒を造ってその味を喜んでいただく・・
米だね、酒米がまず一番ですよ・・・。
出来りゃその米もこの手で造らなきゃ。」  
    
酒作りはまず酒米作りから…。
思いは新潟独自の酒米「越淡麗」との出会いにつながり
その「越淡麗」でつくった大吟醸酒は    
国税局種類鑑評会で優秀賞を受賞しました。    
    
「あれ(越淡麗)に出会ったのは平成14年の夏でしてね。
 醸造試験場の圃場でちょうど稲穂が出るところでした。
 逞しい稲姿に惚れました・・自分も酒は米造りからだったんでね。」

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「新潟で山田錦に劣らない酒米として開発されたからには
 どんな味が出るのか、酒にしたときの味わいが凄いなら
 どうあっても酒米造りからやらねば・・と思ったですね。」

「村上は海も山もあって食材も豊富、
 食文化の歴史も豊かで長いですよ。
 それに水・・米造りにも酒造りにも命になる水が
 豊かで旨い・・だから新潟の、村上の酒であってほしいですね。
 この越淡麗で造る酒は・・・
 柔らかでふくらみがあって後味の切れが善い・・飲みやすい酒に。」

最後に「話、堅かったかな」と言って微笑んだ田澤さん。
真摯で情熱的で、でも真面目で寡黙・・
私達も新潟人の気概の骨頂を垣間見たようにも思いました

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この酒を村上の新たな名物の一つに…
日本中へ、いや、世界中へ
   
田澤さんの酒作りは今日も行なわれています。    

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