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2008年2月 アーカイブ

2008年2月 4日

2月4日放送分

田澤 勝 (村上市・大洋酒造杜氏)


県北の城下町・・村上市にある大洋酒造。
地元にあった14の酒蔵が合併して出来たこの会社は   
日本で初めて「吟醸酒」を市販した蔵元の一つ。    
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伝統を一身に受け継ぐ杜氏、田澤勝さん。    
県北の老舗の酒作りを支えています。

「杜氏は酒造りじゃ頂点ですからね。
 酒を造る者なら誰でも目指したいところですから。
 なんの疑問も持たずに杜氏になる、と決めてました。」

ゆっくりと確信をもった口調で、田澤さん・・
酒造りへの思いや目標を真摯に語ってくれました。

「まず、お客さんに喜んでいただく酒。
そのためには原料の米、吟味して吟味して
米の味を出し切った酒を造ってその味を喜んでいただく・・
米だね、酒米がまず一番ですよ・・・。
出来りゃその米もこの手で造らなきゃ。」  
    
酒作りはまず酒米作りから…。
思いは新潟独自の酒米「越淡麗」との出会いにつながり
その「越淡麗」でつくった大吟醸酒は    
国税局種類鑑評会で優秀賞を受賞しました。    
    
「あれ(越淡麗)に出会ったのは平成14年の夏でしてね。
 醸造試験場の圃場でちょうど稲穂が出るところでした。
 逞しい稲姿に惚れました・・自分も酒は米造りからだったんでね。」

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「新潟で山田錦に劣らない酒米として開発されたからには
 どんな味が出るのか、酒にしたときの味わいが凄いなら
 どうあっても酒米造りからやらねば・・と思ったですね。」

「村上は海も山もあって食材も豊富、
 食文化の歴史も豊かで長いですよ。
 それに水・・米造りにも酒造りにも命になる水が
 豊かで旨い・・だから新潟の、村上の酒であってほしいですね。
 この越淡麗で造る酒は・・・
 柔らかでふくらみがあって後味の切れが善い・・飲みやすい酒に。」

最後に「話、堅かったかな」と言って微笑んだ田澤さん。
真摯で情熱的で、でも真面目で寡黙・・
私達も新潟人の気概の骨頂を垣間見たようにも思いました

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この酒を村上の新たな名物の一つに…
日本中へ、いや、世界中へ
   
田澤さんの酒作りは今日も行なわれています。    

2008年2月11日

2月11日放送分

平野 愛 (上越市・プロスノーボーダー)。   
    
妙高山池の平スキー場。    
スノーボードのコーチングが行なわれていました。    
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指導するのは平野愛さん・・
その恵まれた体躯を生かしたスタイリッシュなライディングで、
今や各メディアで引っ張りだこ、全国選手権で準優勝の実績を持つ
上越市在住のプロスノーボーダーです。
 
 「最初は陸上やバスケットが得意で、単なるスポーツ好きだったんです(笑)。
 ボディーボードから冬、スノーボードに流れたんですよ、最初。
 で・・・全っ然出来ない!(笑)凄いへったくそだったんですよ・・。
 =くやし~=と思って練習してたら、嵌っちゃったんですね。」
 
「あと、昔のスノーボードってライセンス制・・だったでしょ?スキー場によって。
 で、いろんな所を滑りたいな~・・って気づいたら上手くなってプロになって・・
 いま、こうしてスノーボードしてるって言うのが本当なのかな~(笑)。」   
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神奈川生まれの平野さんはスノーボーダーを始めてから
妙高のスノーボードエリアの広さに誘われて滑り続けるうち、
海も山もある新潟・上越の地にだんだんと惹き込まれて
この地をホームグラウンドにしよう!と決意したのだそうです。
   
今では環境保護などのイベントも定期的に行なっている平野さん    
スタイリッシュなライディング同様幅広い活動で、この地の若者文化をリードしています。    
    
「凄い量の雪、だから11月から5月くらいまでスノーボードが出来て
 そのあとは海でボディボード・・スローに山も海もある暮らしが出来るところは
 日本中探したってそんなには無い・・ですよね、だからここが根拠地。
 
 それと、私は新潟の、この場所があったからプロのスノーボーダーになれたと思う。
 初めて此処に来た一人ぼっちの女の子に=どうしたの~、何したの~=って
 優しく、暖かく接してくれた=にいがた=のひとたちが居たから・・今があると思ってるんですよ。(笑)」

目標はは=記録に残る選手より記憶に残る選手=
 
自分のプレーの写真を=携帯の待ち受けにしたんですよ~=と
持ってきて見せてくれたファンの女の子との出会いがすごく嬉しい、と語る平野さん。    
地元上越、雪国から発信する新しいライフスタイルとともに、
平野さんの活動はこれからも続けられていくことでしょう。
 
「一言で言うと、スノーボードが好き!
 だからその思いをいつまでも、その思いをみんなに・・。
 それが・・夢、かな(笑)、うん。」
 
またひとり、素敵な新潟人が此処に・・・。 

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2008年2月18日

2月18日放送分

宮川愛一郎(新潟市 ダンスカンパニーNoismダンサー)
新潟市を拠点に世界各国で活動を行なっているNoism。  日本では数少ない市が運営するプロの舞踏芸術集団です。    
「りゅーとぴあ」の専属ダンスカンパニーとして2004年に結成されました。     
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ダンサーの一人、宮河愛一郎さん。     
チームのエース的存在です。     
     
「高校時代は演劇課科だったんですが・・  ダンスの成績の方が良かったんですよ(笑)。  口惜しい反面、のめりこんで続けているうちに  止めるに止められずのめりこんでいって・・卒業したあとに  やるなら、ニューヨークへ行くぞ・・と。」 求道者のような風貌で淡々と語る宮川さん。 鍛え上げた肉体に裏打ちされた芸術家の魂が 滲み出てくるかのような重さのある語り口です。 「海外では当たり前の事なのですが・・  Noismは新潟市が持っているダンスカンパニーですよね。  2004年の発足のときにちょうど帰国していたのもあって  たまたま遊びにいって雰囲気の好さとかに惹かれて・・
」 「作品により振り付けが何を求めるか・・  アーティストである自分の表現と同時に  振り付けの求めるものをやろう・・としますから・・  人の作品でお客さんの印象をどうこう言うのは名難しいんですが  舞台芸術に足を踏み入れたときから  =見たことによって感動して夢をもってほしい=んですね。  ありきたりだけどそれが始まり、それが全てですね。  それだけは、忘れないようにしています。」     
     
多くの人にコンテンポラリーダンスの面白さを知ってもらいたい。     
宮河さんは忙しいNoismの講演活動の合間、 個人のパフォーマンス公演にも力を注いでいます。     
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「人に何かあたえたい・・というよりも  僕自身が(単独公演を)やることで受けたい、換わりたい。  ・・今のままじゃ駄目という気持ちが常にあるから。  結果はいまはわからないです・・ただ何年かしてからわかるものだと思う。  今、やらないと変わらないですからね・・・精神面で。
」 プロの芸術家としての苦悩、矜持・・そして強い意志 宮川さんたちNoismメンバーの手によって 世界レベルの芸術が今、新潟で確実に着々と育っています。 「なによりも、僕達を=見て=ほしい・・  それがすべてです、それでわかる・・と。  それがプロダンサーなんです。」
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2008年2月22日

これからのワンダフル新潟人放送予定 (2/25~3/10)

2/25  東條 邦昭  (有)かんずり社長

古くは上杉謙信の兵糧食にも用いられた練り状の辛味香辛料「かんずり」。
一部の家庭で細々とつくられていた郷土の香辛料だったが、
65年に青年海外派遣事業の一員として渡米した際に仲間や大使館員に試食してもらったところ、
大絶賛を受け全国に認知される。「いずれ日本も肉料理が盛んになり、香辛料の需要が高まるはず」と確信し、
10年に及ぶ試行錯誤を重ねた後,商品化に成功。
そのまろやかな辛さは多くの料理人などを通じて和洋中の料理に幅広く使われ、最近では欧州や米国などの家庭にも広がっている。

 

3/3  井口 勉  NPO法人「魚沼交流ネットワーク」事務局長、「小出国際雪合戦」仕掛け人

89年、小出商工会青年部まつり委員長をつとめていた頃、恒例の雪祭りに新しい名物を加えて街を元気にしたいとの思いから
「小出国際雪合戦」を企画する。テレビ番組などに武者姿で出演、
「雪合戦発祥の地」として当時の町長がしたためた「挑戦状」を県内外の市町村に送りつける等のPR活動を展開。
結果全国から300人が集まり大成功をおさめる。その後海外からの参加者も増えるなど
イベントの規模は拡大し、今年2月10日に開催される大会は、節目の20回目を迎えることになった。

 

3/10  田中 美津子  ドレスデザイナー

小千谷の名産で、重要無形文化財の「小千谷ちぢみ」を使った、新潟ならではの一風変わったウエディグドレスを手がけるデザイナー。
カラフルな染色、そして独特の凹凸感をかもし出したドレスは、伝統の中に流行を取り入れた斬新なデザインであり、それが人気を呼んでいる。
「もしかしたら中越地震が起きなければ生まれなかったものかも」との思いから、地元への強い思いを胸に活動中。
 
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年明け以来新潟も雪・・雪の中でもワンダフルなスタッフは元気です。
ナビゲーターのなみちゃんは今回は長靴持参で東京から。
流石、新潟県在住経験者・・と、スタッフ一同から絶賛されました。
引き続きあなたの周りのワンダフルな新潟人たちをご紹介していきたい、と
スタッフ一同県内各地を飛び回って取材に勤しんでおります。
今後ともワンダフル新潟人・・宜しくご覧戴けますよう・・。
 
                             制作プロデューサー 拝。

2008年2月25日

2月25日放送分

東條邦明 (妙高市  (有)かんずり社長 ) 20080225_1.jpg
 
上杉謙信も愛用していたとされる、
郷土の辛味調味料「かんずり」    
新潟県妙高市の名産です。    
    
東條邦明さんはこの「かんずり」の生産者。    
無添加にこだわった安心、安全な昔ながらの味覚を    
今に伝えています。    
    
「先代がこの=かんずり=が好きでしてね
 郷土のモンだから残したらどうじゃ・・と
 最初は遊び心もあって生産はじめたんですがねえ(笑)」
 
妙高といえば「かんずり」・・になってくれましたよ・・と東條さん。
雪があればこそ、雪がいい仕事をしてくれて
「かんずり」が出来上がるんですよ・・とも語ります。
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「厳しいなかで(唐辛子・南蛮)の=雪晒し=・・
 これが=かんずり=の所以(ゆえん)でもありますからね。
 どんなに厳しくても3月初旬までには終わらせないと・・
 最近は子どもが社会見学に・・と、来てくれるんですよ。
 子ども達が手伝い、自然に根ざした食べ物だと言うことを、
 郷土の食べ物だと言うことを学んでくれている・・
 こりゃあ、嬉しいですよ・・ええ、伝統が伝わるんですから。」    
    
とうがらしを雪にさらすことで、甘味とコクが増します。
単に辛いだけでない深み、渋み、そして麹の醸し出す滋味。    
そのまろやかな、特徴的な辛みと旨みは、
ヨーロッパやアメリカの家庭でも愛用されはじめています。    
    
「食べ物ですから好みはあるでしょうが 20080225_3.jpg
 辛みは世界に通用する、国境の無いうまさだと思うんですよ。、
 できれば=世界のかんずり=にまでなってくれりゃあ、なんて
 結構大それたことも考えたりしてますよ。
 長く付き合って使ってくれる人が増えてほしいですねえ。
 =かんずり=舐めて、頑張りますよ(笑)。」
    
雪に晒されて、なお熱く渋くそして滋味ふかく
まるで辛抱強くでも柔らかくそしてしと頑固(笑)な新潟人のよう
=かんずり=が支える雪国ならではの伝統の食は    
いまや世界へ向かって発信中です。

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