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2007年10月 アーカイブ

2007年10月 1日

10月1日放送分

原田香織(新潟市・製菓学校講師、菓子製造職人。)
 
新潟市・・後進にお菓子づくりを指導する一人の女性。    
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「新潟製菓・調理師専門学校えぷろん」の講師でもある原田香織さんは、
国内外のお菓子コンクールで数々の受賞歴を誇る、
ふるさと新潟が生んだお菓子づくりのアーティストです。    
    
 「生まれて初めて・・おばあちゃんのためにケーキを作ったんですね。
  そのときの=美味しい、ありがとう=が忘れられなくて・・・
  もっとたくさんの=美味しい・ありがとう=が聞きたくなって・・
  ここまでやって来たんだって思っています。」
 
 「まず作るときは・・あげる人の思いを考えたり
  もらった人、食べる人の笑顔を考えたり・・いつもそうなんです。
  だからケーキに触れている時間が楽しくて・・。」

こころからケーキを、それを食べてくれる人たちの笑顔を愛する原田さん。    
今年の2月にドイツで行なわれたお菓子づくりの世界大会では
見事に準優勝という実績を残しました・・・そして、現在(いま)。
新潟の菓子・調理師専門校の講師という仕事を通じて
その思いと技は、日々後輩たちに惜しみなく伝えられ続けています。    

「・・最初は=ケーキ屋さんになるっ=って決めてたんですけど・・(笑)
 学生のときコンクールで日本一を獲ることが出来たんですね。
 そのとき生まれて一番本当に嬉しかったんです・・だから・・
 その気持ちをもっと多くの後輩にも味わってもらいたいな~って。
 それで、指導するほうの道をえらんだのかな・・って。」
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「後輩には大会に臨む以上は、一番になる気持ちでって、教えてます。
 でもそれ以上に自分の大好きな味、美味しいと思う味のケーキを作る・・
 それが大切、それを表現することで一番を目指せればいいですよね。
 
 ・・私、とりあえず準優勝でしたから、こんどは私が育てた後輩たちに
 是非優勝してきてもらいたいなって思ってますよ・・リベンジで(笑)。」
 
お菓子職人を目指しより勉強を重ねるなら県外へ出れば?
そう言われることも少なくなかったけど・・
でも新潟で生まれた自分だから、その感性を磨く場所も
やはりふるさと新潟にしたかった・・だって新潟大好きですから。
そう語る原田さんの笑顔にはふるさとへの思いがあふれていました。
 
「新潟が大好きだから、今までのコンクール作品のモチーフは
 ぜ~んぶ新潟なんです。・・・新潟はほんとうに綺麗ですよ。
 信濃川が流れて自然も豊かで・・朱鷺だってまだいますし(笑)。
 
 だから毎日歩いて見るものを新鮮に感じる力が大事、
 空はなぜ青い、樹はどうして緑、みたいな感じで。
 そう思って作るし、教えてもいます・・だから毎日楽しいですよ。
 ただ・・ときどきもう嫌って一瞬は、必ず来るんです・・ケーキ作りって。
 そのときでも自分のケーキに愛を感じて作っていくこと。
 それかな・・・だから・・一番は・・=愛=ですね(笑)。」
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 ふるさと新潟から目指す世界一。    
 原田さんの愛にあふれたチャレンジはこれからも続きます。  

2007年10月 5日

ワンダフル新潟人 これからの放送予定

10月8日   飯田 美紀子(新潟女将の会会長)
          二度の震災に耐え新潟の観光復興に「おもてなし」の心で挑む
          月岡温泉老舗旅館の女将の信条は・・・
10月15日  落 希一郎(㈱欧州ぶどう栽培研究所所長)
          新潟市巻町に本格欧州ワイナリー「カーブドッチ」を開業
          様々な方法でにいがたのワインづくりを目指す・・・
10月22日  金子 ボボ(保育士・お笑い芸人)
          あるときは保育士、またあるときはお笑い芸人。
          ちょっと変わった二足の草鞋を履いた青年の夢と未来は?・・・
10月29日  広井 輝男(広井養鯉場経営)
          泳ぐ宝石「錦鯉」を育てて親子3代85年
          全日本大会でも常連受賞を続ける養鯉業の心意気とは・・
今後とも引き続きワンダフル新潟人をご覧戴けますよう
相変わらずキュートで爆弾(W)なキャスター枦山南美(はしやまなみ)ちゃんを筆頭に
見ただけで面白い?と周囲から評されているスタッフ一同、試行錯誤しつつも
もっと多くの素敵で熱い「新潟人」を皆さんにご紹介すべく奮闘中です。
皆様の応援・ご視聴を心よりお待ちしております。
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2007年10月 8日

10月8日放送分

10月8日 飯田美紀子(月岡温泉白玉の湯華鳳女将・新潟女将の会会長)

 新潟県新発田市。。美人になれるお湯で名高い月岡温泉・・
  数ある旅館の中でもひときわ大きなホテル「白玉の湯華鳳」。     
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  その女将が、飯田美紀子さん・・・
 毎日、県内外からの多くのお客さまを     
  その優しい笑顔で迎え、おもてなししています。
  「先代の女将・・母ですが、その大変さをいつも目の当たりにしていましたから
 少しでも早く母の手助けがしたくて女将になったように思います。」
 本当はプライベートも無いし忙しいし・・こんな商売は・・って
 思っていたときもあったんですよ・・と優しげに語る飯田さん。
 先代の大女将が亡くなって4年・・もうすっかり老舗旅館を背負って立つ
 女将の風格と貫禄を感じさせる表情です。     
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 「本当の意味で仕事が楽しくなってきたのは最近かもしれません。
 それが自然にお客さまに伝わって喜んで楽しんで戴ける・・
 そんなおもてなしがようやく出来るようになったのかな・・と。」
 飯田さんのもう一つの顔は 「新潟女将の会」の会長。
 2005年の中越大震災からの復興キャンペーン活動を
 きっかけに結成された「新潟女将の会」は 
 新潟県の観光振興をはかる目的で現在も活発にPR活動を続けています。
 もちろん飯田さんも多忙な旅館の女将業のかたわら
 会長としての業務・パフォーマンスに余念がありません。 
  
 「新潟には海の幸・山の幸・美味しいお米・お酒・・それに
  数々の雰囲気の異なる温泉も自然も残っておりますしね。
  ふるさとへの旅とまでいかなくとも、ほっとして寛いでいただける旅を
  色々な=にいがた=をアピールできればと思いますよ。
  あと、何よりも人のあたたかさがある場所ですからね。
  その新潟の=ぬくもり=をお伝えするのが=おもてなし=の心。
  そんなふうに言ってもいいんじゃないでしょうか(笑)」
 旅館の女将は着物の襟足と同じ・・出すぎても困る、引っ込みすぎても困る。
 先代の残した言葉が、今になって心に染みてきますね・・と飯田女将。
 忙しい日々のなか、日々精進ですね・・とも語ります。
 新潟のよいところを、来ていただいたすべてのお客様に・・
 女将・飯田美紀子さんの望む「温泉旅館ならでは」の心のふれあいと
 細やかなおもてなしは、これからも訪れる人を魅了し続けています。   
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2007年10月15日

10月15日放送分

落希一郎(新潟市=旧巻町=欧州ぶどう栽培研究所代表)
 
新潟市西蒲区巻(旧巻町)    
角田山の麓、のどかな農園で葡萄摘みが行なわれていました。    
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落希一郎さんは、この地で100パーセント自家栽培、自己醸造の
ワイン作りを行っている=欧州ぶどう栽培研究所=の代表です。    
高い糖度が不可欠なワイン用葡萄を生産するのに向いている地。
実は5~8月の晴天時間で言ったら北陸の海岸部が向いて居る・・
そう教えられたのがここに来るきっtかけだったと落さんは語ります。
 
「葡萄を植えて16年半になりますが・・
 最初のころは特徴とか出なかったですね。
 いまやっと樹が自分の脚くらいの太さになり、
 特徴のある葡萄が出来るようになりました。
 これがこの先、より熟成されたワインとなって行く。
 それが楽しみですね・・生きているうちに一滴くらいは
 味わえるんじゃないか、と思っています(笑)。」
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ここだけしか作れない特徴の・・とにかくいいワインを…
落さんのこだわりは、ワインづくりの未来を担う若手達にも受け継がれています。    
    
「30年前、ドイツでワインの勉強をしていたときに
 半信半疑で聞いていた恩師の言葉があるんですね。
 =ワインは毎年違う酒が出来ることが楽しい=・・って。
 たとえばこの畑のシャルドネ(葡萄の種類)ですが・・
 事実今年と去年・・3年前、4年前・・あからさまに全部違う。
 まあ、それを評価して買ってくださる顧客のルートあっての事ですが
 今ようやくその面白さが、答えが出始めているのかな?
 あとは私の考えに共感してくれる後進たちが結果をだしてくれる・・
 最近はそんな風に思っていますね・・もう、根は生やしたつもりですから。」
 
最初、新潟の、この巻の土地に来たとき
自分の育った鹿児島や直前までいた北海道とは
根本的に人が異質だと感じた・・とも落さんは語ります。
にこにことおとなしく声を荒げず他人と戦うことも少なそうな人間関係。
 
でも、いまは息子さんのお嫁さんも新潟人。
まもなく60歳を向かえ、孫も出来ると、それなりに
自分も新潟人が判ってきた感じでしょうか?・・とも。
 
「ワインづくりのために選んだ土地ですから思い入れは強いですよ。
 私がここで作ったワインづくりのノウハウを一般に公開して・・
 地元をはじめ皆さんだれでもこの地でワインを作り始めて・・
 巻が一大ワイン生産地になれば・・いいワイン作りが集まるようになれば
 面白い・・・とは思いますが。ただ、肩肘張るつもりはないんです。
 あとはそれこそ後進たちに・・。」
 
自分の作るワインは自分の子ども。
のべつ幕なしに自慢しつづけるのは親馬鹿でしょうが
最後は自分のワインが一番と言えるようになりたい。
そのためにも新潟にワインという新しい産業を根付かせたい・・
 
ワイン作りへの情熱をひたすら語る落さんの挑戦は
これからもそして次の世代へも引き継がれて行くことでしょう。
 
新潟、巻の地にあらたな産業文化が出来る日を目指して・・。
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2007年10月22日

10月22日放送分

金子ボボ(新潟市 お笑い芸人=NAMARA=・保育士)
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南魚沼市のとある小学校,・・教育活動の一環として
笑いを取り上げた、通称お笑い授業が行われています。
     
先生を勤めるのは、新潟のお笑い集団NAMARAに所属する
お笑いコンビ「きぬがさ」・・・その一人金子ボボさんは     
新潟市で保育士として勤務するかたわら、芸人として活動しています。     
     
「保育士をやってて、なおかつお笑い芸人である、ってところに
 僕なりの意味はあったんですよね・・多分日本にもそういないでしょ(笑)。」
 
「やっぱり地域に密着した・・大衆演芸を目指したいですね。
 新潟ってみんな大人しいじゃないですか・・だから
 僕が10発信したら、10きちんと帰ってくるようなところまで
 笑わせられたら最高なんでしょうね・・」
 
「僕の笑いから何を感じてほしいか・・ですか~?
 ちょっと難問ですが・・・何というか、お茶の間を感じてほしいですね。
 子ども・大人・おじいちゃん・おばあちゃん・・皆そろって笑って。
 そんなお笑いの空間が出来れば、と思っています。」

 たくさんの人に笑いを届けたい・・・そんなスタンスで  
金子さんのステージは、子供向けからお年寄り向け・・と
県内各地で幅広く行なわれています。    
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「新潟で育ててもらって、これからも新潟とかかわっていくんだろうな・・と。
 まだ、県内行ったことないところ、会ってない人、たくさんありますから、
 そう言う人たちと、生で、ステージを通じて触れ合って笑ってもらう。
 多分この先・・一生かかっても、それをやって行くんでしょうね。」
    
新潟の隅から隅まで元気な笑顔を増やすために・・
老若男女みんなそろって笑える場所を増やすために・・    
金子ボボさんの活動は、これからも続けられて行きます。     
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2007年10月29日

10月29日放送分

広井 一恵(かずよし) 小千谷市 広井養鯉場
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中越地方の山間部に位地する小千谷市、
町の特産品であり伝統でもある錦鯉の育成を
85年以上も続けてきた広井養鯉場。    
     
 その9代目が、広井一恵(かずよし)さん、     
 父、国安(くにやす)さんと共に、    
 小千谷の伝統産業を守り続けてきました。    
     
「小さい頃から親父の背中見て育ったからね。
もう、錦鯉やるのは当然だと思ってたし・・長男だしね。」
 
淡々と語る一恵さん、伝統に対しての気負いも衒いも無い・・
この仕事を選んだのも続けるのもあくまで自然体・・
そこにはこの地に根付いて生きている生産者の意気地が見え隠れします。
この小千谷の地も専念の中越地震では大きな被害を受けました。
しかし一恵さんたちの錦鯉作りはその被災のなかでもたくましく生き続けたのです。
 
「・・生産面積も半分になったし、施設も直さなきゃなんなかった。
でも、俺も親父も止める気はなかったね・・かえって続けなきゃと思ったよ。
で、地震のあと、特に感じるんだよね・・原産地ってこともあってかな。
いろんなところからお客さんが来るたびに、俺等、なんというか
伝統を守ってるんだなあ・・って、親父の前のその前からず~っと・・ね。(笑)」
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 親子二代の錦鯉作りにかける思い・・その伝統への誇りは
震災の苦難を乗り越え、今年行なわれた「全国若鯉品評会」で    
 最高位の国魚賞をはじめ数々の賞を受賞しました。
 
「賞もらう鯉は確かにいい鯉なんだよね。
でも、いい鯉ってのは・・難しいんだね。
それ以外にもいっぱい、いい鯉あるからさ。
うん、難しいんだよ・・(笑)。」
 
小千谷の山懐に抱かれた自然のなか・・
長い歳月変わらずに 続けられてきた錦鯉作り。
その伝統について父と飲みながら語る夜もよくあるよ・・と
少しはにかんだ笑顔で語る一恵さん。 
日本だけでなく世界中の人に錦鯉の美しさを知ってもらう、
それがこの先の夢かなあ・・とも。
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  小千谷の自然のなか泳ぐ宝石錦鯉は
これからも伝統を守る人々の手で作り育てられ続けていくことでしょう。  

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