10月1日放送分
原田香織(新潟市・製菓学校講師、菓子製造職人。)
新潟市・・後進にお菓子づくりを指導する一人の女性。
「新潟製菓・調理師専門学校えぷろん」の講師でもある原田香織さんは、
国内外のお菓子コンクールで数々の受賞歴を誇る、
ふるさと新潟が生んだお菓子づくりのアーティストです。
「生まれて初めて・・おばあちゃんのためにケーキを作ったんですね。
そのときの=美味しい、ありがとう=が忘れられなくて・・・
もっとたくさんの=美味しい・ありがとう=が聞きたくなって・・
ここまでやって来たんだって思っています。」
「まず作るときは・・あげる人の思いを考えたり
もらった人、食べる人の笑顔を考えたり・・いつもそうなんです。
だからケーキに触れている時間が楽しくて・・。」
こころからケーキを、それを食べてくれる人たちの笑顔を愛する原田さん。
今年の2月にドイツで行なわれたお菓子づくりの世界大会では
見事に準優勝という実績を残しました・・・そして、現在(いま)。
新潟の菓子・調理師専門校の講師という仕事を通じて
その思いと技は、日々後輩たちに惜しみなく伝えられ続けています。
「・・最初は=ケーキ屋さんになるっ=って決めてたんですけど・・(笑)
学生のときコンクールで日本一を獲ることが出来たんですね。
そのとき生まれて一番本当に嬉しかったんです・・だから・・
その気持ちをもっと多くの後輩にも味わってもらいたいな~って。
それで、指導するほうの道をえらんだのかな・・って。」
「後輩には大会に臨む以上は、一番になる気持ちでって、教えてます。
でもそれ以上に自分の大好きな味、美味しいと思う味のケーキを作る・・
それが大切、それを表現することで一番を目指せればいいですよね。
・・私、とりあえず準優勝でしたから、こんどは私が育てた後輩たちに
是非優勝してきてもらいたいなって思ってますよ・・リベンジで(笑)。」
お菓子職人を目指しより勉強を重ねるなら県外へ出れば?
そう言われることも少なくなかったけど・・
でも新潟で生まれた自分だから、その感性を磨く場所も
やはりふるさと新潟にしたかった・・だって新潟大好きですから。
そう語る原田さんの笑顔にはふるさとへの思いがあふれていました。
「新潟が大好きだから、今までのコンクール作品のモチーフは
ぜ~んぶ新潟なんです。・・・新潟はほんとうに綺麗ですよ。
信濃川が流れて自然も豊かで・・朱鷺だってまだいますし(笑)。
だから毎日歩いて見るものを新鮮に感じる力が大事、
空はなぜ青い、樹はどうして緑、みたいな感じで。
そう思って作るし、教えてもいます・・だから毎日楽しいですよ。
ただ・・ときどきもう嫌って一瞬は、必ず来るんです・・ケーキ作りって。
そのときでも自分のケーキに愛を感じて作っていくこと。
それかな・・・だから・・一番は・・=愛=ですね(笑)。」
ふるさと新潟から目指す世界一。
原田さんの愛にあふれたチャレンジはこれからも続きます。




