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9月17日放送分

高橋宏明 (三条市・手づくり家具職人)
 
三条市。    
工房の片隅で椅子の製作を行なっている一人の男性。    
高橋宏明さんは「手づくり家具作家」。    
自然素材にこだわった、その作品の数々は    
全国からも注目をあびています。    
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「最初、木を扱うことがやりたくて・・
 飛騨高山の木工学校へ進んだですが
 そこでたまたま手づくり家具と出合ってたんです。」   
    
宏明さんのお父さんはカンナづくり職人
カンナの切れ味は刃ではなくその船(木工部)の部分で決まる・・
木工の手作業のなかでも一番難しい部類に入るのが
カンナづくりなのだそうです。カンナをつくる親父の姿を見て育った自分が
木工の道を目指したのはある意味必然だっtかな・・・
静かで奥行きの在る表情で語る宏明さん。
20070917_1.jpg   
「親父がカンナづくりですからね・・
それを誰より上手く使う仕事がしたかったのはありますね。
あと、手づくりの家具職人は自分の道具も自作するんですよ。
だから、今の仕事には凄く親父の影響ありますね。」
 
どんなお父さんですか・・と聴いてみると
「職人ですね、仕事が好きで好きで仕方ない感じ(笑)」
と、語る宏明さんの表情はとても優しげでした。
 
「木は生きていて常に変化しています。
 だから動いたなら動いたなり、変わったなら換わったなりに
 どうにかなるように造るのが手づくり家具だと思います。
 地元の木材を吟味して・・いわば地産地消でね
 それに三条だから鉄が入ってもガラスが入ってもいい。
 物として価値のある長く使えるものを造りたいですね。
 それにね、地元の材料で作った家具はね・・
 その風土気候にぴったり合っていい感じに歳をとるんです・・本当に。」
 
製品に付随したパーツづくりが大多数だった三条の木工に
家具としての製品づくりを持ち込んだのは自分じゃないかな・・
なんて自負は少しありますよ・・と含羞を含みつつも宏明さん。
それは言ってみれば親子二代の職人の意気・・
三条というものづくりの街ならではの技術と伝統は、
今新しい形での成果を生み出そうとしています。
  20070917_3.jpg
後進の育成をも含め宏明さんの手づくり家具造りは
これからより進化し成熟し続け・・その優しい肌合いの製品は
全国いたるところでこれからも愛されていくことでしょう。

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