9月3日放送分
飯島剛志(村上 茶商・茶栽培=富士美園=六代目)
「お茶屋といっても、うちは半分農家ですからね。」
茶畑にたち収穫を行いながら語るのは飯島剛志さん。
北限の茶どころ村上の明治元年創業という歴史を持つ
茶商「富士美園」の六代目。五代目の父、久さんと共に
昔ながらの技術と北限の茶処の誇りを守り続けています。
「村上の茶は畑から販売まで全部なんですよ。
だから自分の作ったお茶に対するお客さんの声が
そのまま返ってくる・・これが、魅力ですね。」
静岡にあるお茶の試験場でお茶作りのノウハウを学んでいた頃
自分のこれからの何か目安になれば・・という思いから
日本茶ソムリエの資格を習得、もちろん新潟県内では
初めての日本茶ソムリエの誕生でした。
自分のお茶作りを茶商としてお客さんに伝えるためには
とても役に立つ、また勉強になる資格だった・・と語る剛志さん。
「茶作りでは、もう、親父を超えたと思ってたんですよ。
でもお客さんの心を掴む・・お茶屋としてはまだまだ・・
五代目にかなわない・・目標です(笑)」
「もともとお茶は温かいところのものなんですよ。
雪の降る新潟、それも県北の村上での茶作りが
どのくらい困難か・・その過酷な、雪に耐えて出来た
村上茶ならではの味わいをもっと多くの方に
知って、味わって戴きたいですね。」
今後の目標は?と尋ねたわたしたちに
「お客さんのほしいものを枠に囚われず作りたい・・・
土の匂いのする、作り手の顔がわかるお茶屋になりたいね。」と
力強く語った北限の茶作り六代目剛志さん。
六代守り続け育て続けた北限の村上茶。
これからも日本じゅうの家庭に
そのさわやかで馥郁たる香りと芳醇な味を
届け続けることでしょう。
雪に耐え大地に根ざし生きる作り手の思いを乗せて。




