小泉欽一(花火師・新潟煙火)
長岡祭りのフィナーレを飾る大花火大会。
中でも、一際目をひく華麗な花火「フェニックス」。
中越地震から雄雄しく立ち上がるふるさとをイメージして
2006年から打ち上げられている大花火・・・
その製作を行なっているのは県内の若手花火職人たち。
取りまとめの一人が新潟煙火の小泉欽一さんです。
「長岡の大花火は、4社合同でやってるんですが・・
フェニックスの依頼が来たときは、ほんとに出来るんかい?これ・・と
正直思いましたね。かつてないスペースを使った打ち上げなもんで。
ただ、成功して、見る人に勇気を与えられれば・・と思うと、
いつの間にか喜んで挑んでましたね。」
かつてない打ち上げスペースのほかにも、
歌(平原綾香のジュピター )とのシンクロさせるタイミング
より感動に訴える構成・・フェニックスの完成までの苦労は
一方ならぬものだった・・と語る小泉さん。
長岡第一回目2006年の打ち上げの瞬間は
それこそ「柄じゃないけど、祈る気持ちで」見つめたそうです。
その熱い思いは、いま、確かな形で広がりはじめています。
「今年は、フェニックスという形の花火がね・・長岡だけじゃなく
新潟や見附でも打ち上げられるんですよ。
新潟市では、進化しつづける新潟市のシンボルとして・・
花火師のひとりとして、この先もっと普及させて、継続して行きたいよ。
俺たちから、未来のこどもたちへのメッセージとしてね。」
震災復興のメッセージとして産まれたフェニックスは
打ち上げる人たち、見守る人たちの熱い思いに育まれて
今、大きな翼を「にいがた」の夜空へと拡げはじめました。




