5月12日放送分
田崎久子・智子(長岡市蓬平温泉 旅館和泉屋女将)
長岡の奥座敷、蓬平温泉にある
老舗旅館「和泉屋」。
女将の田崎久子さんは、
姉、金内智子さんらと共に
宿の伝統を守りつづけています。
「町全体でのおもてなしの心・・
どんな場所どんな店にはいっても暖かさを感じる
それが蓬平の・・此処の佳さだと思っています(笑)。」
4年前の中越地震では甚大な被害を受けました。
それでも、解雇を余儀なくされた従業員やボランティアなど、
多くの人達の協力で、復興を遂げました。
その思いを久子さんはこう語ります。
「一遍は仮設住宅で暮らして・・初めて気づいたのかな。
蓬平の素晴らしさ・・自然、美味しい空気。暖かな人情味
地震で此処を離れて初めて判りました・・
そしてたくさんの人の優しい心遣いも・・これからは、だから
それに答えるためにふるさとのためにも・・と思って。」
全壊に近い宿に従業員とともに二日間閉じ込められて・・
もう、無理だ、再開など絶望的だと正直思った・・と
此方は姉の智子さん・・でも社員の力に励まされたと言います。
「私最初は此の仕事が嫌いだ・・と思ってました(笑)。
でも地震のあと気づかされましたね・・ああ、私好きなんだと。
それに従業員みんな、旅館閉めるなんてぜんぜん思ってなくて。
また此処で働くんだ・・ってエネルギーが伝わってきて。
それに・・お客様の励ましもたくさん戴きました。」
「此処で生きていく力・・周囲のひとからそれを
改めて戴いた気持ちがいたします・・7代目に生まれた宿命・・
それが使命といえばそれまでなのでしょうけど・・
私もこの地を一旦離れて此処の佳さが判ったんですよね。
外から自分を見る事って無かったですから」
復活再開後次々と訪れるお客様一人ひとりに
心から頭が下がります・・本当に有難いことだ・・と。
にこやかに語る蓬平温泉和泉屋、田崎姉妹。
震災復興のシンボル的な老舗旅館の
おもてなしの笑顔は・・・本当の感謝の心であふれています。




既に作り手がお客を選べるような時代ではない。










父、誠一さんから、伝統の技を受け継いだ一哉さん 








屈託なく笑いながら大島さん。

