上山裕二さん(2/5)
上山裕二さん(新発田市・新発田中央高校教諭)。
新発田中央高校吹奏楽部
実は、毎年12月にチャリティ演奏会を開催しています。
普通の高校のブラスバンド部であれば
定期演奏会という名前になるところですが、新発田中央高校はあえてチャリティ演奏会に拘(こだわ)っています。
この吹奏学部の顧問が上山裕二(かみやまゆうじ)さん。
実は、このブラスバンドの発足のきっかけにそのこだわりのわけが・・・
「・・、まあ、お恥ずかしいことですが、
このバンドの発足当初学校がかなり=荒れて=いたんです。
そこでまず一生懸命何かに打ち込む姿勢を育てよう・・と。
それには、少しでも社会の役に立つことができないか・・と。
最初は決して演奏も上手くなどは無かったんですけどね。
たとえ、雪の降る路上の演奏でもいいから音楽会をやって募金を募ろう・・と
そんな思いから始まったというコンサートなものですから。」
このチャリティーコンサートの継続は人間形成でもあり
単なる高校生として以上に社会の約に立てるかもしれない・・
その思いを基軸に、新発田中央高校のブラスバンドは
音楽を通じチームワークを磨き人間性を育てることが第一。
「演奏の上手いのはまあ、理想なんですけれどね(微笑)
それよりも何よりも人間性を高めることが目標なんです。
少なくともこのバンド活動の大元は。」
地域のイベントでの演奏会、地元でのパレード演奏。
そして、29年間行なわれ続けてきたチャリティ演奏会。
その社会への貢献度が評価され、去年の11月日本フィランソロピー協会からの表彰を受けました。
「なぜチャリティー演奏会の名前ににこだわり続けるかと言われると・・
まあ、演奏会の入場料から募金活動をずっと続けていることもありますが
生徒の、あと自分自身の=心構え=みたいなもののイメージでもあって・・
自分たちのやりたい演奏をやる、ということだけではなく
お客さんに喜んでもらえる演奏、ですね、それがまず大事だと。
あと、今の若者の=一生懸命さ=を伝えるという事。
土・日も休み無く練習を続けて己の思いを伝えるということ。
で、それを頑張るこの生徒たちの=姿勢=でしょうか・・・
演奏の上手い下手もともかく、それが=一番伝えたいこと=なんですよ。」
ブラスバンドは沢山の異なる楽器のパートが
それぞれの個性を主張しながら一緒に演奏することで音楽という結果を作っていく・・一人じゃ出来ない。
これは=人間ひとりで生きてるんじゃない=、と同じこと。
そしてそこから出来上がったもの(演奏)がまったく見ず知らずの人たちのこころを喜ばせてくれたりする
自分たちがそれが出来る、という楽しさ。
生徒たちのこころの音楽をより多くの人たちに。
「生徒のそういう社会の中での頑張り・・
それを知ることを私自身はこれからも手助けできれば良いですね。
できる限りこのブラスバンドの顧問でいたい、と思っています。
聴いてくれる人がどう感じてくれるかを常に考えた演奏が出来るように。
なによりも生徒たちが音楽を通じてしっかりと成長できるように。」
新発田市民の心に届けられた音楽は
生徒達の心も育んでいます。








すべて職人の手仕事で作り出される=木箱=







「国体の新潟開催が今年でしたから














