ごきげんアワー"5のつく日"はフリーテーマなんですが、今日は今後の企画のため、誠に勝手ではございますが、「あなたの会いたい人」というテーマでメッセージを募集させていただきました。
今回お寄せいただいた方の中から、実際に会いたい人に再会していただくべく、これからスタッフが動く予定ですので、3月末のごきげんアワーにどうぞご期待ください。
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ありがたいことに、先週木曜日の昼ばななについてのメッセージも頂戴していました。
放送後も不安な気持ちが大きかっただけに、伝えたい気持ちが強かっただけに、皆さんからの温かいお言葉に涙が出ました。本当にありがとうございました。
1月21日(木)の昼ばななでは、16日・17日と神戸に行ってきた時のリポートを放送いたしました。
阪神・淡路大震災から15年。
神戸のラジオ局・ラジオ関西さん指揮のもと、札幌テレビ、東北放送、ラジオ日本、東海ラジオ、静岡放送、九州朝日放送、そして新潟放送の8局が神戸に集まり、改めて震災について、報道について話し合いました。
昼ばななでお話したことと重なるかもしれないんですが、今回神戸を訪れて、神戸の街に立って、神戸の皆さんにお話伺って、恥ずかしながら私は初めて「阪神・淡路大震災」を事実として認識したように思います。
当時小学5年生だったのでよく理解出来ていなかったということもありますが、その後のテレビ報道等で知ったことも、完全に想像にしか過ぎなかったということが訪れてみてよくわかりました。
大きな被害に遭われたと思えないほど神戸の街は元気に見えましたが、その影には悲惨な現実があるんですよね。
気さくで優しい神戸の皆さんが、この15年をどんな思いで過ごしていらっしゃったのか。
そのことを思うと心が痛み、胸が締め付けられました。
見えているもの、見えていることが全てではないんですよね。
神戸でそれをとても感じました。
自然と共生している者として天災は避けられないことかもしれませんが、悲しい思いをする人を一人でも減らせるよう、昼ばななでは『減災(げんさい)』についてお話させていただきました。
人の力で天災を防ぐことは難しいかもしれませんが、日々のちょっとした工夫で被害を軽減することが出来るんです。
家具を固定する、家族で話し合う、地域とつながりを持つ。
簡単に出来ることはたくさんあります。
私も、ふとした時に「今、地震が起きたら・・」と考えて行動するようになりました。
「オロオロ・・どうしよう」という消極的な考えではなく、「よし、今のうちにこうしておこう」という積極的なものです。
そして、以前よりももっと災害について周りと話し合うようになりました。
神戸での防災会議でご講演下さった京都大学防災研究所の矢守教授が『災害について話し合うことに終わりはない』とおっしゃっていました。
『「これでいい」はないんだ』と。
話し合うことも、減災には欠かせないことなんです。
今日の夕飯の時でもかまいません。
ぜひ皆さんも、周りの人と話をしてみてください。
災害について、防災について、減災について、考え始める日を「今日」にしてください。
昼ばななの放送が、このブログが、皆さんの『減災』へのきっかけになって下さったら、私は本当に嬉しいです。
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木曜日、昼ばななを終えて会社に戻ると、ラジオ関西さんから私宛てにこの本が届いていました。

15年前、のちに「全壊」と判定される社屋で、被災しながらも放送を続けたラジオ関西さん。
地震発生後からの69時間、震災情報を伝え続けたその記録を時系列で文字化した一冊です。
未曾有の大震災に押し潰されそうな不安感の中で、必死に紡いだ言葉の数々。
緊迫感が、活字や紙面からも伝わってきて、一文字一文字から力を感じました。
惨状の中、自分たちの街の変わり果てた姿を伝える時、どんなお気持ちでマイクを握っていたんでしょうか。
どんどんと明らかになっていく被害を伝える時、そしてお亡くなりになった方のお名前を何千人と伝える時、どんな思いでマイクに向かっていらっしゃったんでしょうか。
放送に携わる末席にいるものとして、多くの戸惑いや葛藤があったことが容易に想像が出来て、読みすすめるうちに涙していました。
月並みな表現しか出来なくて悔しいのですが、その使命感に、力強さに、本当に感動しました。
本の中に、ラジオをお聴きの皆さんから寄せられた安否確認のメッセージを読み上げるシーンが随所にありました。
きっと、リスナーの皆さんにとって、情報を得られる場所であり、心のよりどころでもあったんでしょうね。
リスナーさんとの信頼関係が成り立っている証拠だと思い、日頃からの繋がりの強さを感じました。
今回学び感じたことは私の一生の財産です。
昼ばななでお話できなかったこともたくさんあります。
折りに触れ、皆さんにお伝えしていくつもりです。
何かあった時、頼っていただけるラジオが、BSNでありますように。気持ちを新たに頑張りたいと思いました。
最後になりますが、昼ばななを聞いて下さった皆さま、このブログを読んで下さった皆さま、どうもありがとうございました。
山田かおりでした。