「北方文化博物館に行ったら、おいしいおそばやさんがあって、
くれぐれもよろしくと言っていたよ!」
こんな言葉を何度か聞いた。
いつかいつかと思いながら... ようやく会えました。
このお二人に。
テレビの取材以来、15年ぶりの再会。
津川で焼き鳥屋さんをやっていた、金子夫妻。
もらい火でお店が焼けてしまって、さてさて、これからどうしたものかと
若干途方にくれている中、はじめたのがおそばだったという。
二人の気持ちが通じたのか、福島のおそば農家の方に出会い、
特別な製法で、このおそばができあがりました。
美しい透明感のある十割りのおそばは、お鼻に近づけると、そばのかおりが
ふわっと立ち上る。
「一度食べたら、次も、これを頼む人が多いんだよね」
という、自慢のかき揚げ。
長いも、貝柱、いかに、みどりのものは、なんとモロヘイヤ。
大切に大切に育てられた、おそばを、かき揚げと共に、いただきます。
この、弾力は、今まで味わったことがない。
ご夫婦の粘り強い、今までのがんばりが、そっくりそのままおそばになっている。
藤棚を見ながら、毎日おそばを打っているご主人と、
そのおそばを丁寧にゆでて水でしめる奥さん。
二人の真剣な阿吽の呼吸が、生きたおそばに、ますます命をそそぎます。
毎日、津川から通っているお二人は、おそばを打つお水も、
津川から運んでいるんですって。
おそばのように、これからも長いおつきあいができますように...。
再会に感謝。
以上 このお仕事してて本当に良かった! 石塚かおりでした。


