8月5日放送 十日町市
●宝泉寺(ほうせんじ)・・・新潟県十日町市にある曹洞宗の宝泉寺。1587年に上杉景勝の目代によって開かれた。昔から、本堂の周りには沢山の清水が湧き池などが周りに沢山あったため、宝の泉のお寺ということで「宝泉寺」と名付けられた。本堂の前には、仏教と深い関わりのある蓮の花が多く咲いている。この蓮は「二千年蓮」または「大賀蓮」と呼ばれるもの。千葉県で縄文時代の遺跡から蓮の実が発見され、その実を見事開花させた、蓮の研究家、大賀一郎博士の名前からきてる。その二千年蓮の花は全国各地に株分けされているが、大賀博士が直接植えた二千年蓮の苗が残っているのは宝泉寺をいれて全国で二箇所のみ。ぜひ、貴重な蓮の花を見に足を運んで欲しい。今年の見頃は8月5日頃までとのこと。
所在地:新潟県十日町市小泉1051
電話:025-752-2924
●仏事の泉・・・「お盆の準備と墓参り」

●遍照寺(へんじょうじ)・・・新潟県西蒲区旧巻町にある遍照寺。越後弘法二十一札所の第17番札所になっているお寺だ。西暦995年に本間佐渡神(ほんまさどのかみ)の菩提寺として佐渡で開かれた。そして、1191年に本間家の移動に伴い、遍照寺もこの地に移ってきた。本堂には、旧巻町指定文化財第一号である、奈良時代に造られた観音菩薩立像が祀られている。この観音さまは、中越大震災の復興を祈念して開催された新潟の仏像展に出展された貴重な観音さまだ。全部で47の仏像が展示されるなかで奈良時代の仏像は遍照寺のものを含めて4体。全身が銅で作られており、立ち姿をモチーフにしたものが奈良時代の観音像の特徴だそうだ。衆生救済と云われている観音菩薩。地震で被害に遭われた方々の一日も早い復興を心から祈りたい。