2月5日放送 加茂市
●覚満寺(かくまんじ)…加茂市にある真宗大谷派のお寺。およそ380年前に、小千谷市片貝の浄照寺から、布教活動とこの地の開拓の為に分家してきた。当時この地は3つの川に囲まれた低湿地帯で、一度川が溢れると中々水が排水されない条件の悪い土地だった。そこで、住職や村人たちは協力して堀などを整備し、徐々に開拓。小さな岡に人が住み始め米岡村と言われていた。 堀のひとつで“住寺堀”という名前の堀もあり、現在は地名として残されている。開拓への功労が認められ、当時の新発田藩主溝口家から同じ溝口の性を頂いたと言われている。
所在地:加茂市加茂新田6309
電話:0256-52-2963
●仏事の泉…「お釈迦さまと十大弟子①」
●永了寺(えいりょうじ)…燕市(旧分水町)にある浄土真宗本願寺派のお寺。信濃川に近いこの地は水害が多く、過去の資料などが残っておらず創建年代は不明。檀家さんのお宅で見つかった古文書によれば、大阪夏の陣で敗れ、逃げ落ちてきた人をかくまったとの記述があり、400年近い歴史があると思われる。江戸時代にこの地で、江戸相撲の力士が亡くなった越後相撲騒動という事件があり、亡くなった力士のお墓が建てられている。昭和32年には200回忌を記念して大相撲が興行され、当時の横綱の栃錦や若乃花らがお参りに訪れた。
●安養院(あんにょういん)…三条市にある真言宗智山派のお寺。およそ860年前に旧下田村で開かれ、平安時代末期に三条城の築城に合わせて鬼門除けのお寺として現在の地に移って来た。藤原末期に作られた十一面観世音菩薩を祀り、越後八十八ヶ所霊場の札所になっている。総本山の五代能化、隆長大僧正から贈られた本尊の阿弥陀如来が安置されている。隆長は弥彦村の出身で若い頃に安養院の住職、憲英和尚のお弟子だった事があり、感謝の気持ちとして贈られた。
●慈光寺(じこうじ)…五泉市(旧村松町)にある曹洞宗のお寺。応永10年(1403年)に楠木正成の直孫、傑堂能勝禅師によって開山された。越後四ヶ道場の一つに数えられ多くの名僧を輩出、隆盛を極めた。度重なる火災などに遭うも、現在でも七堂伽藍を維持し、樹齢数百年の杉並木の奥で威風漂わせ佇んでいる。この地で悪さをしていた夫婦の大蛇を傑堂和尚がお経を読んで鎮めたという伝説があり、大蛇が山を下りていった道は川になったと言われている。