12月4日放送 五泉市
●百観音院(ひゃくかんのんいん)…五泉市にある曹洞宗のお寺。今からおよそ300年前に小さな庵として始まった。当時は尼さんが住んでいたが、亡き後は無人となり、江戸時代後期に現在地へ移り正式なお寺として開山する。お寺の名前の通り100体の観音さまが祀られている。江戸時代に流行した百観音信仰は西国、秩父、坂東の各霊場の観音さまを合わせて100としたもので霊場巡礼が盛んに行われていた。このお寺の百観音はその時代背景を反映して建てられたもので、 一堂に百体の観音様を祀り、遠くまで行かなくてもお参りできる。
所在地:五泉市宮町5-42
電話:0250-42-4028
●仏事の泉…「御仏飯の供え方 ~浄土真宗編~」
●大光寺(だいこうじ)…佐渡市(旧真野町)にある真言宗智山派のお寺。佐渡八十八ヶ所霊場の第4番札所。西暦812年に弘法大師空海によって開山、本尊には十一面観世音菩薩が祀られている。古くからこの地に伝わる豊田音頭では、このお寺の境内に安置されている重さ120キロの観音さまを背負って踊る風習があった。現在は豊田音頭の保存会が設立され、若い人にも伝統が受け継がれている。
●玉林寺(ぎょくりんじ)…佐渡市(旧畑野町)にある真言宗智山派のお寺。佐渡八十八ヶ所霊場の第53番札所。西暦1485年に開かれたお寺で、学問、文殊の寺として親しまれている。本尊は大日如来、前立て本尊には京都の仏師和田浄慶により造られた文殊菩薩が安置されている。基本的には33年に一度のご開帳だが、希望があればお参りさせて頂ける。境内には明治時代に隣町から譲り受けた立派な鐘楼堂があり、以前の鐘には相川鉱山の金が混ざっていたかもしれないと云われている。
●太総寺(たいそうじ)…胎内市(旧中条町)にある曹洞宗のお寺。およそ800年ほど前に旅の僧によって岩船の塩谷港で開山。 その後、4度の火災に遭い現在地へ移ったのが、明治時代の末期と思われる。
●乙宝寺(おっぽうじ)…胎内市(旧中条町)にある真言宗智山派のお寺。北陸の古刹として名高く、およそ1200年の歴史を誇る。境内には国の重要文化財に指定されている三重塔があり、四季折々に見るものを楽しませてくれる。聖武天皇の時代に創建され、開山の行基菩薩はこの地で三体の仏像を刻み安置した。また、インドの僧バラモン僧正がお釈迦様の左眼を奉納し、乙寺と名づけた。長い歴史とともに多くの伝説が残り、猿の夫婦が和尚の写経の功徳で人間に生まれ変わった「写経猿」も有名。