11月6日放送 五泉市
●英林寺(えいりんじ)…五泉市(旧村松町)にある曹洞宗のお寺。上杉家に代わり豊臣秀吉から越後支配を命ぜられた堀一族の一人、堀直寄によって開かれた。もともとは村上城の麓にあったが、村松藩が出来た時に現在の地に移った。以降、村松藩主代々の菩提寺として栄えた。開基の堀直寄は秀吉や家康からも気に入られた武将で、長岡蔵王堂の城主時代には新しい長岡城や城下町、現在の新潟市の中心部や新潟港などの開発を計画した。今日の新潟の発展を語る上で欠かせない重要な人物で、現在は英林寺の境内のお墓で静かに眠る。
所在地:五泉市村松甲5797
電話:0250-58-3044
●仏事の泉…「“おりん”について」
●増慶院(ぞうけいいん)…胎内市(旧黒川村)にある曹洞宗のお寺。1441年にこの地を治めていた黒川城主、黒川氏の菩提寺として開かれた。現在の本堂は、S42年の羽越水害で崩壊した後にH6年に再建されたもの。県内では珍しく千住観世音菩薩が本尊として祀られている。その昔、青白い炎を出したという伝説がある“火炊き地蔵”が 境内の入り口に安置されている。現在80歳ぐらいの近所のご年配が子供の頃に炎を出している地蔵さまを見た事があるという目撃証言も…。
●少林寺(しょうりんじ)…十日町松代にある曹洞宗のお寺。この地区には3つのお寺があってその3つとも曹洞宗のお寺という珍しい地域。天正年間(およそ420年前)に川西の長福寺の末寺として開かれた。明治時代に大きな火災に遭い本尊を焼失、現在は小さめの仏様が安置されている。お寺は少し高台にあり、本堂までおよそ150段の石坂が続いている。
●常照寺(じょうしょうじ)…五泉市(旧村松町)にある日蓮宗のお寺。鎌倉時代初期には創建されていたとの記録が残る。お寺の位置が村松城の鬼門の方角にあった事から、鬼門封じや藩主堀家の祈願所として栄えた。また、その縁から堀家のお殿様が乗っていた家紋入りの“籠”が与えられ今も残されている。住職がお城へ出向く際や新しい住職がお寺に入る時に使われていた。