「高橋孫左衛門商店」さん
小さな商店街に大きな存在。日本で一番長い歴史を持つともいわれている飴屋さんがあります。歴史は380年以上。こちらの看板メニューは『粟飴』。昔ながらの水あめです。取材中にこんな子供達と出会いました。「一休さんの話の中に水あめが出てきたんだけど、僕達は食べてことがないの。和尚さんがあんまり美味しそうに食べるからどうしても食べてみたかったの。」と、おばあちゃんに連れてきてもらった二人の男の子。店先でご主人に割り箸に巻きつけてもらった水あめをもらうと、嬉しそうに美味しそうに「美味しい!!」目を輝かせてなめていました。また「昔、紙芝居を見ながら食べた水あめを食べたい」と、60代くらいの男性もいらっしゃいました。かつては「粟」を材料にしていたそうですが、今は「もち米」。子供もお年よりも安心してなめることができます。これをお湯に溶かして冷やした「冷やし飴」ドリンクも元気になります!優しい水あめ「粟飴」。長い歴史がある分、このお菓子が思い出になっている人も多いはず。誰しもが「懐かしさ」を感じる甘さを、是非(^^)>
上越市南本町3‐7‐2
℡ 025‐524‐1188
「元・あさひ湯」さん
ここは何のお店??一見お店かどうかもわからない広い間口の建物。硝子戸の奥に見えるのはたくさんの仏像!さらに座談会開催中の楽しそうなおばあちゃん達!なに(??)恐る恐る入って聞いてみると、なんとこちらは元銭湯の朝日湯!3年前の中越地震で銭湯の煙突が折れてしまい営業をあきらめたそうです。ただ、「銭湯は町民の憩いの場。皆さんが集まる場所がなくなるのは辛い。だから風呂場を改築して広場にしたんです。」なるほど納得!この建物、よく見ると女湯と男湯が分かれていて壁はタイル張り。お風呂があったんだろうなぁという仕切りも!男湯だったスペースは御主人の木工細工、彫刻のアトリエに。そして女湯だったところは見事に洋室となり大きなテーブルが。そしてここに集まるおばあちゃん達は、皆さん朝日湯の常連だった「お湯友達」だそうです。「名前も知らないけれど背中を流し合いっこしたんだよねぇ。それ以来お湯友達よ、私達」とおっしゃるのは90歳と80歳のおばあちゃん。「昔は銭湯があったから裸のお付き合いができてご近所さんとも絆が深かった」「家のお風呂もいいけど、みんなと会える銭湯が大好きだった」・・・・。どれほど地域にとって銭湯が大きな存在だったのかがわかりました。「ここでどれだけの人が汗を流し、疲れを癒し、人生を語らったんだろう・・・」そんな思いがこみ上げてきました。商店街に人を呼ぶ大切な基地がまたひとつ姿を消してしまったことが、ちょっと寂しくもありました。でも!こちらのご夫婦は本当に素晴らしい!銭湯ファンの声をくみ上げ、場所を開放されています。形は変わりましたが、ここが地域の皆様の「憩いの場」であることは変わりません。ご主人が心を込めて作る仏像の腕のよさにも驚きます。ちょっと入りにくいかもしれませんが「イブニング王国を見ました~」とかいって、是非立ち寄ってみてください(^^)きっと優しく明るいおばあちゃん達が迎えてくださるはずです。
上越市南本町3丁目商店街内
