●善宗寺(ぜんそうじ) 住職は松本雅裕さん
住所 佐渡市河原田諏訪町105(旧佐和田町の町中、裁判所の近くにあります)
電話 0259-52-2511
室町時代、佐渡を治めていた武将、本間高統の子孫が出家して開山したと伝わる。海岸にほど近い善宗寺は、江戸時代から漁師達の信仰を集め、本堂正面には魚と波の彫刻を施した3枚の欄間が奉納されていている。裏には船の名前、伊藤丸と記してある。本堂の中には親鸞画が2枚あり、1枚は本堂内では珍しい「仏間」に掲げられている。
☆仏事の泉は「お盆について」
●善宗寺(ぜんそうじ) 住職は松本雅裕さん
住所 佐渡市河原田諏訪町105(旧佐和田町の町中、裁判所の近くにあります)
電話 0259-52-2511
室町時代、佐渡を治めていた武将、本間高統の子孫が出家して開山したと伝わる。海岸にほど近い善宗寺は、江戸時代から漁師達の信仰を集め、本堂正面には魚と波の彫刻を施した3枚の欄間が奉納されていている。裏には船の名前、伊藤丸と記してある。本堂の中には親鸞画が2枚あり、1枚は本堂内では珍しい「仏間」に掲げられている。
☆仏事の泉は「お盆について」
●智光坊(ちこうぼう) 住職は高野智哉(ちさい)さん
住所 佐渡市大倉谷71(旧真野町、西三川ゴールドパークの近く)
電話 0259-58-2322
開山は平安時代。御本尊は千手観音。寺一番の自慢は、金毘羅堂の全面に彫られた彫刻。 佐渡の名工、高野甚左衛門と弟子達の作品で、県外からの見学者も多い。龍、麒麟、天女などさまざまなものが彫られている。山門には大黒様と恵比寿様が彫られており、境内に入ると福があると考えられている。いずれも江戸中期の作品。なお、本堂にも恵比寿様の絵があり、こちらは旧1万円札の聖徳太子を描いた馬掘法眼の作品。
☆仏事の泉は「僧侶の呼び方」です。
●東光院(とうこういん) 住職は加藤龍久さん
住所 佐渡市新穂長畝1630(佐渡トキ保護センターの近く)
電話 0259-22-3837
開山は平安時代。山号の龍亀山は佐渡に流された順徳上皇が名付ける。寺の入り口では、一生に一度だけ、願いを叶えてくれるという「願かけ大地蔵」が出迎える。境内の奥の院には、松の大木からできた3トンの男性のシンボル「子王大権現堂」が祀られている。子王とはネズミのことで、子孫繁栄や安産にご利益ありとされる。
☆仏事の泉は「戒名と法名」
●称光寺(しょうこうじ)
住所 佐渡市宿根木468(石畳の小路をずっと進んだところ、宿根木集落の一番奥にあります)
電話 0259-86-3118
「時宗(じしゅう)」のお寺。開山は、1355年(南北朝時代)。本尊は、「阿弥陀如来」。脇侍は観音菩薩と勢至菩薩(せいしぼさつ)で「善光寺式阿弥陀三尊」となっている。時宗は全国的にも少数の宗派で、佐渡には3カ寺のみとなっている。宗祖は鎌倉時代の僧侶「一遍上人(いっぺんしょうにん)」。「南無阿弥陀仏」を唱えさえすれば、信仰の有無にかかわらず、救われると説いた。念仏を唱えながら全国を布教して回ったので、「遊行上人(ゆぎょうしょうにん)」とも呼ばれる。鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らし、念仏を唱えながら踊る「踊り念仏」が行われるのも時宗の特徴。寺宝として、江戸時代、宿根木出身で時宗の総本山第42代住職になった「南門(なんもん)上人」直筆の掛け軸が大切に保管されている。「南無阿弥陀」と書かれていて、笹の葉に似た独特の書体であることから「笹名号(ささみょうごう)」ともいわれている。年に一回(12月)、本尊の前に飾られ、信者に公開されている。地元の人たちが毎日のように生花を供えていくので、境内には花が絶えることがない。
☆仏事の泉は「供養について」
●真禅寺(しんぜんじ) 真言宗智山派
住所 佐渡市大久保90(両津港から真野湾に向かう途中を左折)
電話 0259-66-3232
開山は、今から約830年前の平安時代末期、養和元年(1181年)とされる。本尊は、「不動明王」。
開基(お寺を開いた人)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての僧侶「文覚上人(もんがくしょうにん)」と伝えられている。歴史上の有名な人物で、袈裟御前との悲恋物語でよく知られている。元々は武士で、出家前は遠藤盛遠(えんどうもりとお)という名であった。同僚の妻である袈裟御前と恋に落ち、その夫を抹殺しようと、夜、家に忍び込み、布団の上から刀を突き刺す。ところが中にいたのは袈裟御前。夫を死なせるのは忍びないと身代わりになったのである。愛する人を失い、罪の深さを悔やんだ盛遠は、出家した・・・その後、源頼朝に引き立てられ、鎌倉幕府の要職に就いたりしたが、頼朝の死後、さまざまな政争に巻き込まれ、佐渡に島流しとなった。
※出家時の袈裟御前とのエピソードは、小説や映画になり、長谷川一夫が盛遠を演じた映画「地獄門」は、カンヌ映画祭でグランプリを獲得している。
真禅寺の本尊の脇には、文覚上人の位牌が祀られている。また、寺の裏奥にある「鍋倉の滝」は、上人が修行したとされる場所で、手彫りの石仏「不動明王」や腰をかけたと言われる「座禅木」が今も残され、当時に思いをはせることができる。
☆仏事の泉は「ペットを弔う」