2009年10月アーカイブ

hotoke_091029.jpg●大蓮寺(だいれんじ)

 住所 糸魚川市新町38番地(県道270号線沿い、糸魚川駅から車で約20分)
 電話 025-555-2241

 真宗大谷派 御本尊は阿弥陀如来。お寺は500年ほど前に創建されたといわれている。
 鐘楼が本堂の屋根の上にあるという珍しいお寺、鐘楼は昭和22年までは境内にあったが、豪雪地のため雪をかきわけ鐘を突くのは大変なお勉めだったため、先代の住職が本堂の屋根に移築する。現在は毎朝6時にに鐘楼を突いている。また、毎年大晦日には地元の皆さんが大勢集まり、一人づつ屋根の鐘楼で除夜の鐘を鳴らしている。

★仏事の泉「会葬のあとで」

hotoke_091022.jpg●安専寺(あんせんじ)

 住所 糸魚川市大字能生小泊1771(国道8号線、能生の名所「マリンドリーム能生」と「弁天岩」のすぐ近く)
 電話 025-566-2231

 真宗大谷派 御本尊は阿弥陀如来。お寺は400年ほど前に創建されたといわれている。
 本堂では、住職が園長先生を務める汐路(しおじ)保育園の園児たちが平日の夕方、毎日「正信偈(しょうしんげ)」という親鸞聖人の教えを説いた歌を、元気よく、かわいい声で読んでいる。これは園児たちが自主的に始めたもので、父兄はわが子が家の仏壇をお参りするようになったと話している。


★仏事の泉「通夜ふるまいと精進落とし」

hotoke_091015.jpg●日光寺(にっこうじ)

 住所 糸魚川市日光寺377(国道8号線から早川沿いに上り、藤の名所「月不知池」(つきみずのいけ)に向かう途中にあります)
 電話 025-555-2249

 真言宗豊山派。越後の高野山といわれ北陸一円の総菩提寺として栄えた。桓武天皇の勅願寺で、江戸時代には徳川将軍から五十五石の録も授かった由緒あるお寺。 最盛期には七堂伽藍と十二坊を有し、600人の僧兵がいたこともある。
本尊は江戸初期につくられた「胎蔵界大日如来」。約1200年前につくられたという十一面観音像は県の重要文化財に指定されている。

 また、加賀の将軍「洗心公」が美しい眺めに感激して造らせたというお寺の庭は県の名庭園50選の一つに選ばれている。毎年4月におこなわれる春の大祭は白山神社と神仏一体でおこなわれ、けんか御輿や舞が奉納される。けんか御輿は2年ぶり、舞は40年ぶりに今年から復活した。

★仏事の泉「法事の引き出物」


○次回(10月22日)放送予告
能生の「安専寺」。仏事の泉は「通夜ぶるまいと精進おとし」です。

hotoke_091008b.jpg●金蔵院(こんぞういん)

 住所 糸魚川市山寺149(国道148号線から根知川に沿って曲がり、6キロほどのぼった山寺集落にあります)
 TEL 025-558-2130

 県内では数少ない高野山真言宗のお寺。国指定の重要無形文化財「おててこ舞」の稚児行列がスタートする地点。
 山寺には昔、12のお寺があったが今は金蔵院だけになってしまった。本尊は大日如来。近くにある観音堂には秘仏の千手観音が安置されていて33年に1度ご開帳される。 また、毘沙門天像といえば一般的に邪鬼を踏みつけているが、金蔵院の毘沙門天像は持ち上げられている。
  このスタイルは平安時代にしか作られていないといわれ、全国でも珍しい。境内にある樹齢300年以上の銀杏の木も珍しく、途中から桜の枝がのびている。(ように見える?)
 
★仏事の泉「法事と服装」


○次回(10月15日)放送予告
「日光寺」。仏事の泉は「法事の引き出物」です。

hotoke_091001.jpg●大雲寺(だいうんじ)

 住所 糸魚川市外波245(北陸自動車道親不知インターから糸魚川方向に500メートルほど行った外波(となみ)地区にあります)
 電話 025-562-3030

 真宗大谷派、親鸞ゆかりの寺。越後に流罪になった親鸞が親不知にさしかかると「立ちすくみ」と名のる少年が現れ、難所を無事通してくれた。実はこの少年、外波の十文字屋というお屋敷の内仏、立ちすくみ如来の化身だった。それを知った十文字屋の主人は仏様に招かれるとは並みならぬ僧侶に違いないと親鸞を泊めて説法を聞いた。そして直ぐに弟子入りしてしまった。のちに宗雲という法名を授かりこの大雲寺を開山した。お寺にはこの話を描いた掛け軸がある。
 また親鸞が野宿した時に枕にしたという「枕石」や本堂の欄間を飾る「柱またぎの龍」、親鸞の姿が浮き出ている「御影石」など見どころが多い。

★仏事の泉「法要と法事」


○次回(10月8日)放送予告
糸魚川・山寺の「金蔵院」。仏事の泉は「法事と服装」です。