●清傳寺(せいでんじ)
住所 燕市溝古新81-甲(旧吉田町、JR越後線の粟生津(あおうづ)駅から車で3分ほど)
電話 0256-93-3478
およそ420年の歴史を持つ浄土真宗佛光寺派のお寺。浄土真宗の中でも佛光寺派は少なく、全国でおよそ400ヵ寺、新潟県内では40数ヵ寺しかない。もともと真宗大谷派(東本願寺)に属していたが、江戸時代、親鸞の教えをめぐって派内で対立があり、越後や信州の寺が多数巻き込まれた。結局、清傳寺側の主張は破れ、大谷派には残ることが出来ず、320年前、佛光寺派に転派することになった。当時、総本山に提出された願い書が残されている。清傳寺はその時の中心的存在であった。そのため、現在、寺には2つの本尊が置かれている。一つは、真宗大谷派時代の阿弥陀如来、もう一つは、佛光寺派に転派したとき総本山から賜った阿弥陀如来。本堂の中心に置かれているのは後者の方である。
また、建立以来火災にあっていないので古いものがたくさん残されている。中でも最も大切にされている宝物は、親鸞聖人が書いたとされる「南無阿弥陀仏」の書。越後に流罪になった親鸞聖人が弥彦に逗留した際、弥彦神社の宮司に請われて書いたと伝えられる。明治時代になって、清傳寺にもたらされた。一年に一回ご開帳され、人々から厚く信仰されている。
★仏事の泉「供養の基本」
〇次回(6月4日)放送予告
柏崎市の「西方寺(さいほうじ)」、仏事の泉は「お香あれこれ」です。

