2009年5月アーカイブ

hotoke_090528.jpg●清傳寺(せいでんじ)

 住所 燕市溝古新81-甲(旧吉田町、JR越後線の粟生津(あおうづ)駅から車で3分ほど)
 電話 0256-93-3478

 およそ420年の歴史を持つ浄土真宗佛光寺派のお寺。浄土真宗の中でも佛光寺派は少なく、全国でおよそ400ヵ寺、新潟県内では40数ヵ寺しかない。もともと真宗大谷派(東本願寺)に属していたが、江戸時代、親鸞の教えをめぐって派内で対立があり、越後や信州の寺が多数巻き込まれた。結局、清傳寺側の主張は破れ、大谷派には残ることが出来ず、320年前、佛光寺派に転派することになった。当時、総本山に提出された願い書が残されている。清傳寺はその時の中心的存在であった。そのため、現在、寺には2つの本尊が置かれている。一つは、真宗大谷派時代の阿弥陀如来、もう一つは、佛光寺派に転派したとき総本山から賜った阿弥陀如来。本堂の中心に置かれているのは後者の方である。
 また、建立以来火災にあっていないので古いものがたくさん残されている。中でも最も大切にされている宝物は、親鸞聖人が書いたとされる「南無阿弥陀仏」の書。越後に流罪になった親鸞聖人が弥彦に逗留した際、弥彦神社の宮司に請われて書いたと伝えられる。明治時代になって、清傳寺にもたらされた。一年に一回ご開帳され、人々から厚く信仰されている。

★仏事の泉「供養の基本」


〇次回(6月4日)放送予告
柏崎市の「西方寺(さいほうじ)」、仏事の泉は「お香あれこれ」です。

hotoke_090521.jpg●安養院(あんにょういん)

 住所 三条市神明町8-26(市役所から車で3分ほど、国道289号線沿い)
 電話 0256-33-2530

 およそ860年前、平安時代末期に開かれた真言宗智山派のお寺。本尊は阿弥陀如来。総本山の5代能化(管長)隆長大僧正から贈られたもの。真言宗では本来、大日如来が本尊だが、すべての仏は万物宇宙の真理である大日如来が姿を変えて現れたもの、として寺によって阿弥陀如来や不動明王など様々な本尊が奉られている。
 安養院では、2年前、永代供養塔を建てた。お寺が施主になり、33回忌まで故人を供養するというもの。毎年1回合同供養も行われる。骨壷を収める小室が62基あり、合祀ではなく、家族単位で納骨することができる。檀家、宗派に関係なく申し込める。現在4分の1ほどが埋まっている。供養する後継ぎがいない人などが生前に申し込む例が多いという。

★仏事の泉「仏具あれこれ」


=次回(5月28日)放送予告=
燕市の「清伝寺(せいでんじ)」、仏事の泉は「供養の基本」です。

hotoke_090514.jpg●東山寺(とうざんじ)

住所 三条市栄町小滝311
(信越本線帯織駅から見附方向に車で5分ほど 小滝(こたき)地区)
電話 0256-45-2513

 鎌倉時代中期に建てられた曹洞宗の古刹で、このあたりで曹洞宗の中心的お寺。本尊は釈迦如来。本堂は明治時代に戊辰の役で焼失して再建された。
 山門は江戸時代中期に建てられ、中には市の文化財に指定されている四天王像が祀られている。四天王像は800年程前に数人の仏師がお寺の近所の民家に泊まり込んで制作したと伝えられている。平成5年に極彩色豊かに修復され、往時を偲ぶことがでる。本堂の裏には回遊式庭園があり、三十三体の石仏が祀られている。
 年4回、座禅会を行っている。

『摂心会(せっしんえ)』 
9月、12月に開催予定。詳しくはお寺にお問い合わせ下さい。

★仏事の泉「戒名って何?」


=次回(21日)放送予告=
燕の安養院(あんにょういん)を訪ねます。仏事の泉は「仏具あれこれ」です。

5月7日放送 燕市

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hotoke_090507.jpg●万福寺(まんぷくじ)

住所 燕市灰方(はいがた)734番地(燕高校すぐ近く)
電話 (0256)63-4055

 真言宗豊山(ぶざん)派、燕市では唯一の真言宗のお寺。本尊は「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」。
 本堂には豊山派の総本山の長谷寺(はせでら)からいただいた「無畏尊(むいそん)」の書が飾られている。「無畏尊」とは畏(おそ)れ無きことを施す仏様、つまりは観音様の名前。理由のないことに畏れることはない。つまらない迷信に揺れ動くことのないようにという意味が込められている。

★仏事の泉「位牌って何?」