2009年2月アーカイブ

hotoke_090224.jpg●改観寺(かいかんじ)

新潟市秋葉区にある真宗大谷派(浄土真宗)のお寺。この地域には昔話が数多く残っているが、改観寺の境内にも、いわれのあるお地蔵様が安置されている。昔、近くの川が氾濫しそうになったとき、誰かが村人に知らせ難を逃れられた、その誰かがお地蔵様だったのだという。改観寺は江戸初期・元和9年(1623年)、土地の名主が念仏が広く流布することを願い、高僧・宗玄を迎えたことによるという。以来400年、近年、信心深い檀家の寄進で本堂を新たに建立した。御本尊の阿弥陀如来を中央に安置した本堂内は、眩いばかりの金箔と荘厳な装飾で、まさに極楽浄土のようだ。そして誰でもが参拝しやすいようにと廊下との段差をなくしたり、スロープや電動リフトを設置したりと、バリアフリー対策も施されている。また鐘楼の鐘は京都の名工の作で、長く響き続けるのが特徴だ。

★住所 新潟市秋葉区川口145
★電話 0250-22-4095

◆仏事の泉 『法要あれこれ』

hotoke_090217.jpg光圓寺(こうえんじ)

 新潟市江南区沢海(そうみ・旧横越町)にある真宗大谷派のお寺。御本尊は阿弥陀如来。
 北方文化博物館の隣、沢海代官所の跡地にある。沢海は江戸時代初期、新発田藩の支藩・沢海藩が置かれていた。当時、村上にあった光圓寺はこの頃沢海に移った。その後、沢海藩は江戸中期に廃絶、天領となり代官所が置かれた。その代官所も明治になり廃止。この場所は町の中心地で、檀家も近くに大勢住んでいたので、光圓寺はその跡地に再度移ってきたという。
 習字の上手なご住職に一筆書いていただいた、それは『いのち』。いのちとは、生命という意味だけではなく、願いや思いも含まれるという。環境問題や食品偽装など昨今の事件を見ると、いのちが軽んじられている。もっと命を大切に、という願いが込められている。

 

★住所  新潟市江南区沢海2-14-8
★電話  025-385-2266

◆仏事の泉 『法要の種類』

hotoke_090210.jpg●東陽寺(とうようじ)

新潟市の阿賀野川のほとりにある曹洞宗のお寺。もとは豊栄の高森にあった永称庵。度重なる阿賀野川の氾濫による被害を受け、慶長3年(1598年)対岸にあたる現在地に移ったという。
御本尊は釈迦牟尼仏。しかし境内には石仏の観音様が、無数に並ぶ。東陽寺は蒲原三十三観音霊場の十四番札所、正観音を安置している。そして住職と熱心な観音信仰の檀家たちの希望により、他の三十二ヶ寺の観音像も境内にズラリと安置した。昼夜を問わずいつでも自由にお参りができる。これらを巡ることにより、蒲原三十三観音霊場をすべて巡ったのと同じ御利益があるという。また身代わり観音の東雲(しののめ)観音や、会津のころり観音などもある。

★住所 新潟市江南区大渕998
★電話 025-276-0398

●仏事の泉・・・『初七日と四十九日』


 

hotoke_090203.jpg●浄徳寺(じょうとくじ)

新潟市の沼垂にある浄土真宗のお寺。真宗大谷派(本山・東本願寺)で江戸時代初期の慶長12年・1607年に加賀の国から越後に真宗門徒と共に移ってきた。今、新潟県には真宗門徒が多いが、戦国中期、越後は浄土真宗(念仏)禁止の国で、上杉謙信の時代に許されてから、北陸地方を中心とした農民たちが、新田開発のため越後に移ってきた。その農民たちの多くが真宗門徒だったため、越後に浄土真宗が広まったという。また浄徳寺には釈迦三尊が経蔵に安置されている。新潟市・河渡の浜の土中から発見されたお釈迦様の頭部が、その霊験により人々を救ったという伝説を持つ。普段は非公開だが、年に数回、正月・春秋の彼岸・お盆などに、経蔵の扉が開かれる。次回は春の彼岸だ。

★住所 新潟市中央区沼垂東4-5
★電話 025-243-6030

◆仏事の泉・・・『法事と法要』