2009年1月アーカイブ

hotoke_090127.jpg●龍山寺(りゅうざんじ)

村上市(旧朝日村)にある曹洞宗のお寺。国道から山道に入りしばらく行くと,、突然、目の前に山里が開ける、戸数200戸あまりの髙根地区だ。龍山寺は、この地区の信仰の中心、御本尊は釈迦如来。しかし、檀家の人々にもあまり由来の知られていない聖徳太子像がある。この太子像は幕末ころ龍山寺にやって来たという。昔、髙根地区の山奥には金山があり、聖徳太子像はそこの鉱夫たちの守り本尊だったが、幕末の閉山により龍山寺に安置された。聖徳太子は中国から仏教を取り入れたが、同時に様々な最新技術も取り入れた、そのひとつが建築技術、よって大工や職人の信仰を集めたのだという。そんな歴史のある太子像をご住職は寺宝として伝えてゆきたいと語っている。

★住所 村上市髙根820
★電話 0254-73-1174


◆仏事の泉・・・『南無妙法蓮華経とは?』

hotoke_090120.jpg●乙宝寺(おっぽうじ)

乙宝寺は胎内市(旧中条町)にある真言宗智山派の古刹。創建は奈良時代・天平8年(西暦736年)。聖武天皇の勅命により、越後と北陸一帯の平安・安穏を祈願して開山したという。
訪れた日は雪、木々も池も参道も、境内一円が美しく雪化粧をしていた。仁王門をくぐると広い境内、右手には重要文化財指定の三重塔がある。各層に雪をいただいた三重塔は流麗で、凛とした気品が漂っていた。江戸初期に村上城主・村上義清が建立したという。境内の正面には大日堂。御本尊・大日如来が安置されている。真言宗では大日如来がすべての仏の元とされ、菩薩も明王も大日如来の変化した姿だという。それは金剛界・胎蔵界,二つの曼陀羅で表されており、乙宝寺の御本尊は胎蔵界の大日如来だ。
古い歴史を持つ乙宝寺は今昔物語にも登場、また奥の細道では松尾芭蕉が立ち寄り「うらやまし 浮き世の北の 山桜」と詠み、境内には句碑もある。

★住所 胎内市乙1112
★電話 0254-46-2016

◇仏事の泉・・・『南無阿弥陀仏とは?』

hotoke_090113.jpg●本福寺(ほんぷくじ)

新発田市にある法華宗の寺。山号は宮中山。創建から601年、元は豊浦にあった真言宗の寺を開山の一乗坊日信聖人が問答の末、教化させて法華宗の寺になったという。その後、本福寺は元禄7年に今の新発田市住吉町、当時の猿橋村に移り、地域の人々から猿橋様と呼ばれ親しまれた。山門をくぐると正面に本堂、大きな2本の松の左手には自然石で作られた観音様、本堂の裏側には日本庭園もある。
山門の前に設置された掲示板には、住職が選んだ言葉が掲げられてあり、撮影の時には聖徳太子の言葉で、『世間虚仮唯仏是真』だった。これはこの世は仮の世界、もうひとつ別次元の素晴らしい仏の世界がある、という意味。日蓮聖人も『本時娑婆世界常住浄土』と、同じ意味の言葉を法華経から導いている。富も健康も幸せの要素だがあの世へは持って行けない、一番大切なのは心の幸せ『安穏』だと住職はいう。

★住所 新発田市住吉町2-5-32
★電話 0254-22-5426

◇仏事の泉・・・『喪中の慶事』

hotoke_090106.jpg●松岳寺(しょうがくじ)

関川村の湯沢(ゆさわ)温泉にある曹洞宗のお寺。お寺の目の前には温泉旅館があるという立地から、観光客の散策コースになっている。そのお目当ては寺の裏山・如意山にある観音公園、山頂の平地には三十三観音が点在し自由にお参りが出来る。ここには今は使われていない古井戸があり、以前その底をさらってみたら、無数の小石が出土、小石には文字が書いてあり、並べてみると『観音経』だと分かった。それで三十三観音を安置したという。
寺の御本尊は大日如来。今は曹洞宗だが昔は真言宗だったためらしい。ご住職は20年ほど前、テレビや新聞などで話題になった方で、迷い込んできた雀のピーコと一緒にお経をあげていた方だ。今、雀は3代目だそうだが修行中だそうだ。

★住所  関川村湯沢694
★電話  0254-64-1384

◇仏事の泉・・・『喪中の期間』