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2010年2月 アーカイブ

2010年2月 3日

甘えん坊の10歳の長男

10歳になる長男が甘えん坊で困っています。夜一緒に寝る(抱っこの状態・・)のはもちろん、家にいる間はほぼ私に絡みついています。今だけ!と思い、そのままにしていましたが、そろそろ卒業して欲しいかな。。他のお母さんに聞いても、どうもうちが一番甘えん坊のようです。先生どう思いますか?

 

(乙川先生のアドバイス)

 

愛情いっぱい

ママはお子さんにとても優しく、愛情をいっぱいそそいで育ててこられたんでしょうね。だからお子さんは心地良くって、ママから離れられないんだと思います。でもお子さんは10歳です。小学校高学年ですね。ご質問にお友達との様子が書かれていませんでしたので解りませんが、この年齢ですと親よりもむしろお友達を求め、 お友達と遊ぶのが楽しい年齢なんですね。

 

○そろそろ自立を

河合隼雄先生の著書に、子どもが甘えてくること自体は何も怖がる必要はない。いくらでも一緒にいたら良いんです。ただひっいて来てくれたことが嬉くなってきて、お互いべたべたしていると、それは確かに自立の妨げです。親がひっつけ過ぎて、抱きしめて捕まえたら、子どもは自立できない。一体感すれすれまでいっているんだけど、いずれこの子は自分で立って行くんだという哀しみは、心得ていなけ ればなりません。10歳は自立の一つの節目です。と、書かれています。厳しいようですが、ママは少しずつ子離れをしてください。そこでママは、できるだけお子さんにお友達と遊ぶよう勧めて下さい。お子さんがお友達と一緒に遊び、遊びの楽しさをいっぱい体験すると、自然にママに甘えるのも減っていくと思います。

 

○会話を大切に

佐々木正美先生は、その著書に、小学校時代から大切なことは友達から物を学ぶことなのです。友達に物を教えることなのです。友達との会話に入っていくことなのです。友達と遊びやサークル等の活動に熱中することなのです。と、書かれています。ママはお子さんと話を沢山して、お子さんの口からお友達の名前がでてきたら、そのお子さんと一緒に遊ぶことを勧め、ママはお子さんを見守ってあげればいいんです。それと、今は寒い季節ですので、お子さんに児童センターやコミ二ュテーセンターにお友達と一緒に行って遊ぶことを勧めて下さい。相撲やおしくらまんじゅう、竹馬やマット 跳び箱等からだを使った遊びや、絵本コーナー、物作りコーナー等もあります。お子さん同士一緒に遊び、会話をすることによって、自然にママにべたべたしなくなると思います。

 

 

2010年2月10日

幼稚園児とおこづかい

「おこづかい」について。義理の祖父母が幼稚園児の子供によくお小遣いを渡しています。小銭の時もあればお札の時もあります。お金があれば欲しいものが買える!とわかってきたので「ママが預かるよ」と言っても聞きません。子供にお金のことをどうやって教えたらよいかアドバイスください。

 

(乙川先生のアドバイス)

○昔と今

昔は近所に駄菓子やさんがあって、子ども達は毎日お小遣いをもらって駄菓子屋さんに行き、くじや野球選手のプロマイド、色のついたてんや色のついた烏賊を買って食 べていましたね。しかし今は駄菓子屋さんが非常に少なくなりましたし、お子さん達のおやつは、親御さんが用意してくれますので、普段はお子さんはお小遣いはいりません。私が保育園に勤務していた時、お小遣いを貰ってお金を使っていたお子さんはいませんでした。お金をお子さんが使うのは小学校に入ってからですね。お金の計算ができるようになってから、例えば一週間いくらとお小遣いを貰って、自分でやり繰りしているようです。

 

○家族で話し合いを

まず最初にご主人とお子さんのお小遣いについてよく話し合い、共通理解をもってください。それからおじいちゃま、おばあちゃまと四人でお子さんのお小遣いについて話あわれてください。日頃お子さんを可愛がってもらっているお礼を述べたうえで、可愛がってもらうのは嬉しいが、まだ小さくてお金の大切さや使い方、お金の計算もできないので普段はお金をあげないでほしいこと、お金はお盆やお年玉だけにして頂きたいとお願いしてください。平井信義先生の著書に、子どもの欲望どうりに満たしてしまう親や祖父母がいますと、子どもの年齢が高くなっても、自分本位の欲望を統制する力は養えません。我慢ができない子どもは、家庭に溺愛する人がいる場合にしょうじます。それが祖父母であることが少なくありません。と、書かれています。おじいちゃまおばちゃまに、お子さんがお金の大切さが解り、お金の計算ができるようになってからお金をあげたいので、今お小遣いをお子さんにあげないでほしい事を丁寧にお願いして下さい。

 

○お金の使い方

お子さんには「パパやママが一生懸命お仕事をすると、会社からお金が貰えるの。そのお金でお米や野菜お肉やお魚を買ったり、おやつや洋服それにお家に必要な物を買っているの。お仕事をしないとお金はもらえないの。だからお金はとっても大切なの。大切に大切に使わなければいけないのよ。欲しいと思った物をいつも買っていると、今度大きくなった時に我慢ができない人になったら大変でしょう。○○ちゃんが小学校に行って、お金の計算ができるようになったら、ママとパパがお小遣いあげるから、それまではお金は使わないで貯金しておきましょう」と、お子さんに解るように話をしてあげてください。そしてお年玉で頂いたお金を預金して、お金が貯まったら、ほしいおもちゃを買うこともできるとお子さんに話してあげ、ママが預かったお金は預金してやり、預金通帳をお子さんに見せてあげる事も大切だと思います。

 

 

2010年2月17日

叱ると言い訳ばかり。。

○子供が悪いことをしても、自分が悪いことを認めずに「パパが悪い!」「ママがダメ!」と言い訳をします。どこが悪かったかを言っても認めません。(32ヶ月)

○長男が悪いjことをした時に、ついつい強い口調で叱ってしまいます。叱り方がわからないというか。。子供がわかる言葉で叱るのが難しいと感じています。気づくと大人に話す言葉で話してしまいます。

 

(乙川先生のアドバイス)

 

○自我の芽生えヤダヤダ期

2~3歳のお子さん達は親御さんの言うことを聞いてくれないので、お子さんに解る言葉で叱っているのに通じなくって、いつの間にか怒ってしまう親御さん、大勢いらっしゃいます。河合隼雄先生の著書に、イライラしたり必要以上に子どもを叱ったりと言う事がでてくるのはお母さんがどこかで不安になっている時です。子どもの為に何かしなければと、思うことがイライラにつながって、「あれをするなこれをするな」と、禁止してばかりいたり、怒ってばかりになる。子どもにとって良くない状況です。「子どもとの時間をもうちょっともとう」とか「子どもがすることをもう少し見ていょう」と、考えて見ると良いんですと書かれています。それに、2~3歳のお子さん自我の芽生えが始まって、なんでも「自分で、自分で」と、言ってできないと泣いてカンシャクを起こしたり、ママやパパの言ったことに対して「ヤダヤダ」を連発して、なかなか言うことを聞いてくれない一番大変な時期なんです。でも、お子さんの自我は順調に育っているんです。

 

○大人の真似が得意な頃

お子さんが言うことを聞いてくれない時、ママやパパはつい「ダメ」とか「○○ちゃんが悪い」と叱っていたのではないでしょうか?そこでお子さんが真似て、「パパが悪い」とか「ママがだめ」と言うようになったのではないでしょうか?それと「ヤダヤダ期」がドッキングして、親御さんが一生懸命お子さんの何処がどう間違っていたのかを話してあげても、まったく聞く耳を持たないんだと思います。

 

○繰り返し繰り返しが躾

この「ヤダヤダ期」、第一反抗期も親御さんが怒ったり叩いたりしないで、気長に繰り返し繰り返し教えていけば、自然に本当嘘のようにおさまります。ですから気にしないで「○○ちゃんのここが間違っているから叱ったの。今度同じことをしないでね」と言ってあげてください。そして叱った後、お子さんにフォローすることを忘れないで下さい。「ママやパパは○○ちゃんが大好きなの。貴女はママとパパの宝物なの。○○ちゃんに良い子になってなってほしいから叱るの」と、優しく耳もとで言ってあげて下さい。お子さんは大人と違い、今教えたからすぐにできるようにはなりません。躾は繰り返し繰り返し教えていって出来るようになるまで待ってあげることです。でも、もう少しの辛抱です。お子さんが成長するにつれて、この「ヤダヤダ期」も自然におさまり、ママやパパの言うことを聞いてくれるようになります。この時期ママやパパがイライラして大きな声で怒鳴ったり、叩いたりすると、順調に育ってきた自我の成長にストップがかかり、一時期とってもいい子になったように思いますが、思春期になってからストップしていた自我が爆発して、お友達をいじめたり、家庭内暴力を起こすきっかけになりかねません。ママやパパはとっても大変ですが、お子さんは順調に成長しているんだ。どの子も一度は通る道なんだと、イライラしたりお子さんに振り回されないで落ち着いて対応してあげてください。

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