○ 兄弟ゲンカをよくします。下の子が「言葉」や「力」で勝てないことを知り、ケンカのたびに、椅子やおもちゃを振り回し、最終的には上の子を泣かせてしまいます。注意してもケンカのたびに、この繰り返しです。下の子も、もっと強く叱った方がいいでしょうか?(4歳、8歳兄弟)
(乙川先生のアドバイス)
○ 喧嘩は大切
どこのご家庭でも兄弟喧嘩はあります。四歳と八歳のお子さんの兄弟喧嘩随分ダイナミックですね。ご質問によると上のお子さんがいつも泣かされてしまうようですね。普通ダイナミックな兄弟喧嘩をしても、後はケロッとして仲直りをしているのが兄弟喧嘩なんです。兄弟喧嘩をすることによって、お友達と喧嘩をするのが少なくなりますし、お友達と仲良く遊ぶことができるんです。ですから兄弟喧嘩をすることによって、社会性、人間関係、協調性が身につくんですね。
○ 椅子を投げない為に・・・
椅子やおもちゃを振り回すのはとても危険です。こんな時、ママはすぐに下のお子さん手を止めて、二人を落ち着かせてください。二人が落ち着いたところでお子さん達はおおきいですので、ママは何が原因で喧嘩になったのか、二人の話をしっかり聞いてください。話をしっかり聞いたうえで、二人のどこがどう間違っていたのかをきちんと話してあげて下さい。下のお子さんには、兄弟喧嘩はしても良いけれど、物を振り回したり投げたりしない約束をして下さい。「物を振り回すと危ないし、怪我をするかもしれないよ。喧嘩の時物を使うのは、心の弱い人がすることだからやめようね。」と、喧嘩の度に繰り返し教えてあげて下さい。
○ お兄ちゃんにも心配りを
お兄ちゃんには「弟はお兄ちゃんより四つも年が下だから、解らないことや出来ない事が沢山あると思うの。だからお兄ちゃんは○○ちゃんを怒らないで、優しく教えてあげてね。そうすれば○○ちゃんも椅子やおもちゃを振り回すような乱暴なことはしないと思うの。ママからもお兄ちゃんに○○ちゃんが乱暴なことをしないように、良く解るように話して物を振り回さない約束をしたからね。」と、言ってあげてください。
○ 仲直りできたらいっぱい褒めて
二人のお子さん納得して、仲直りができた時にには、「二人が仲良しになってママうれしいわ、二人ともママ大好きよ」と、いって二人を抱きしめてあげて下さい。兄弟喧嘩をした時、危険がなければ、ママは見守り、子ども同士で解決できればいいですね。物を振り回したり物を投げたりと、危険が伴う時は、すぐにその喧嘩にストップをかけて下さい。そして、何故喧嘩になったのかお子さん達の話をしっかり聞いてあげることが大切です。喧嘩したお子さん達の話も聞かないで、「お兄ちゃんだから我慢しなさい」とか「弟なんだから、お兄ちゃんの言うことを聞きなさい」等の叱り方はよくないと思います。

