「貸してね」のルール
(3歳)他の子供のおもちゃを何も言わずに取ったり、順番も守れません。「貸してね」「順番だよ」と言っても守れません。
(2歳6ヶ月)わんぱくな男の子です。時々友達と叩きあいになります。時には、平手打ちも・・母親としてどのように躾、指導したら良いですか?
(もうすぐ3歳)仲良く友達と遊んでいるかと思えば、自分が遊んでいたおもちゃを取られると、お友達を叩いてしまい、目が離せません。遊びに霧中の時は、そばにお友達が来ただけで手が出ることも。また、自分が叩かれる時は絶対に泣かずにやり返します。相手の親御さんに申し訳ない気持ちです。そんな時は、子供の手を止めて、抱きしめますが、今度は私を叩いたり・・「○○君も遊びたいんだよ」と言い聞かせてはいますが、どうしたらいいのやら。春からの幼稚園大丈夫ですか?
(乙川先生のアドバイス)
○ 一人遊びの段階
三人のママから同じようなご質問、すごいですね。三歳前後のお子さんが、いかにおもちゃの取り合いや、叩きあいの喧嘩が多くあるかと言うことですね。三歳前後のお子さんは、まだ遊びにルールがあることを理解していませんし、自分の気持ちをコントロールできるお子さんはほとんどおりません。また、お友達の気持ちなんてまったく考えられないんですね。発達段階から考えますと三歳前後のお子さん
は、同じような年齢のお子さんと一緒にいることを喜びますが、まだ一人遊びの段階なんですね。一緒にままごとやあんぱんまんごっこはできないんです。
○ ルールを教えるには
遊びのルールをお子さんにママやパパが教える時には、まずあせらずあわてないでください。お友達の使っているおもちゃをだまって取ったり、玩具を取られて叩いたお子さんには、「そのおもちゃ欲しかったんだよね。○○ちゃん大好きだものね。」と、まずお子さんの気持ちを受け止め、共感してあげて下さい。その上で「でもね、お友達が使っているおもちゃを黙って取るのはいけないんだよ。『貸してね』と言って、お友達が『いいよ』と言ったら使うんだよ。」と、教えてあげてください。
○ 手が出るときは
おもちゃを取られて叩いたお子さんには、「おもちゃを取られて嫌だったんだよね。でもね、おもちゃを取られたら叩かないで、『返して』と、言えばいいんだよ。叩くのは良くないからね。」と、その都度繰り返し教えてあげてください。こどもの城の巷野悟郎先生は「しつけは一朝一夕でできるものではありません。長いめで見ることが大切です。しつけは子どもにしてほしいことを、繰り返し繰り返し教えていってその子ができるようになった時、認めてあげて褒めてあげればいいんです。」と書かれています。大人が繰り返し繰り返し教えていくうちに、お子さんはおもちゃを使うルールを覚えていきますし、相手の気持ちも少しずつ理解し叩かなくなると思います。
○ 安心して幼稚園に!
幼稚園にはプロの幼稚園教諭が、優しく丁寧に遊びのルール教えてくれます。お子さんは喧嘩をしながら自分と違うお友達いて、我慢しなければいけないことや、遊びのルール等も学ぶことが出来ます。お子さんは集団生活を送ることによって、社会性を身につけることができます。ママは何にも心配されずに「幼稚園は○○ちゃんの大好きなおもちゃがいっぱいあって、お友達が沢山いて、優しい先生もいて、とっても楽しいところだよ」と、お子さんに期待感を持たせてあげてください。

