« 2009年12月 | メイン | 2010年2月 »

2010年1月 アーカイブ

2010年1月 6日

「貸してね」のルール

(3歳)他の子供のおもちゃを何も言わずに取ったり、順番も守れません。「貸してね」「順番だよ」と言っても守れません。

(2歳6ヶ月)わんぱくな男の子です。時々友達と叩きあいになります。時には、平手打ちも・・母親としてどのように躾、指導したら良いですか?

(もうすぐ3歳)仲良く友達と遊んでいるかと思えば、自分が遊んでいたおもちゃを取られると、お友達を叩いてしまい、目が離せません。遊びに霧中の時は、そばにお友達が来ただけで手が出ることも。また、自分が叩かれる時は絶対に泣かずにやり返します。相手の親御さんに申し訳ない気持ちです。そんな時は、子供の手を止めて、抱きしめますが、今度は私を叩いたり・・「○○君も遊びたいんだよ」と言い聞かせてはいますが、どうしたらいいのやら。春からの幼稚園大丈夫ですか?

 

(乙川先生のアドバイス)

 

      一人遊びの段階

 

三人のママから同じようなご質問、すごいですね。三歳前後のお子さんが、いかにおもちゃの取り合いや、叩きあいの喧嘩が多くあるかと言うことですね。三歳前後のお子さんは、まだ遊びにルールがあることを理解していませんし、自分の気持ちをコントロールできるお子さんはほとんどおりません。また、お友達の気持ちなんてまったく考えられないんですね。発達段階から考えますと三歳前後のお子さん

は、同じような年齢のお子さんと一緒にいることを喜びますが、まだ一人遊びの段階なんですね。一緒にままごとやあんぱんまんごっこはできないんです。

 

      ルールを教えるには

 

遊びのルールをお子さんにママやパパが教える時には、まずあせらずあわてないでください。お友達の使っているおもちゃをだまって取ったり、玩具を取られて叩いたお子さんには、「そのおもちゃ欲しかったんだよね。○○ちゃん大好きだものね。」と、まずお子さんの気持ちを受け止め、共感してあげて下さい。その上で「でもね、お友達が使っているおもちゃを黙って取るのはいけないんだよ。『貸してね』と言って、お友達が『いいよ』と言ったら使うんだよ。」と、教えてあげてください。

 

      手が出るときは

 

おもちゃを取られて叩いたお子さんには、「おもちゃを取られて嫌だったんだよね。でもね、おもちゃを取られたら叩かないで、『返して』と、言えばいいんだよ。叩くのは良くないからね。」と、その都度繰り返し教えてあげてください。こどもの城の巷野悟郎先生は「しつけは一朝一夕でできるものではありません。長いめで見ることが大切です。しつけは子どもにしてほしいことを、繰り返し繰り返し教えていってその子ができるようになった時、認めてあげて褒めてあげればいいんです。」と書かれています。大人が繰り返し繰り返し教えていくうちに、お子さんはおもちゃを使うルールを覚えていきますし、相手の気持ちも少しずつ理解し叩かなくなると思います。

 

      安心して幼稚園に!

 

幼稚園にはプロの幼稚園教諭が、優しく丁寧に遊びのルール教えてくれます。お子さんは喧嘩をしながら自分と違うお友達いて、我慢しなければいけないことや、遊びのルール等も学ぶことが出来ます。お子さんは集団生活を送ることによって、社会性を身につけることができます。ママは何にも心配されずに「幼稚園は○○ちゃんの大好きなおもちゃがいっぱいあって、お友達が沢山いて、優しい先生もいて、とっても楽しいところだよ」と、お子さんに期待感を持たせてあげてください。

 

 

 

2010年1月13日

棚に上がって困ります

(1歳7ヶ月) テレビ脇の棚の上に登ってしまい困っています。上がることは危ないからダメだよ!と言って、おろしたり、自分で降りるようにさせています。でも、なかなか上がるのをやめようとしません。どうやったらやめさせる事ができますか?

 

(乙川先生のアドバイス)

○成長の時

一歳七ヶ月になると歩行がとても上手になり、跳んだり、走ったり、くぐったり、廻ったりが、できるようになり、お子さんとっても楽しいでしょうね。そうなると、お子さんは次から次えとトライして少しでも高い棚やソファ、テーブルの上に上がるんですね。家の孫も一歳七ヶ月頃、テーブルの上に登りついたり、はい上がって喜んでいましたね。きっと高い所に上がるのが嬉しくて、少しでも高い所を見つけると挑戦したくなるのかも知れませんね。でも孫がホテルのレストランのテーブルの上に上がろうとした時は、ビックリしました。

 

○繰り返し教えて

棚の上にものを置いて上がれないようにすることもできますが、お子さんがやらなくなるまで繰り返し繰り返し「この棚の上に上がってどーんと下に落ちるとお手手や足がイタイイタイになるから上がらないでね。」と教えてあげて下さい。そして、子育て支援センターや、子育て応援ひろばにある滑り台の階段に登らせて満足させたり、室内用のジャングルジムで遊ばせて運動を沢山させてあげてください。

 

○冬の遊び

家では大きく丈夫なダンボールの上に登らせて遊んだり、ダンボールの中に入ったら新聞紙を細かくちぎっていれお風呂ごっこをしたり、新聞紙をちぎったものを部屋中ばらまいて、海に見立てて泳がせたり、ダンボールの上と下を開けてくぐらせたりして、体を使った活動的な遊びを沢山していると、お子さんは自然に棚の上には上がらなくなると思います。お子さんは活動的な遊びをすることによって、身のこなしも上手になり、意外と怪我も少なくなります。注意するのはテーブルの四隅やこたつ台、テレビ台 書棚やサイドボード等に注意して欲しいですね。それとテーブルの上やお子さんのいるお部屋には、誤飲すると困るような小さなものは置かないで下さい。例えばボタンやメタル電池、たばこ楊枝等ですね。

 

2010年1月20日

弟が強い喧嘩

   兄弟ゲンカをよくします。下の子が「言葉」や「力」で勝てないことを知り、ケンカのたびに、椅子やおもちゃを振り回し、最終的には上の子を泣かせてしまいます。注意してもケンカのたびに、この繰り返しです。下の子も、もっと強く叱った方がいいでしょうか?(4歳、8歳兄弟)

 

(乙川先生のアドバイス)

 

○ 喧嘩は大切

どこのご家庭でも兄弟喧嘩はあります。四歳と八歳のお子さんの兄弟喧嘩随分ダイナミックですね。ご質問によると上のお子さんがいつも泣かされてしまうようですね。普通ダイナミックな兄弟喧嘩をしても、後はケロッとして仲直りをしているのが兄弟喧嘩なんです。兄弟喧嘩をすることによって、お友達と喧嘩をするのが少なくなりますし、お友達と仲良く遊ぶことができるんです。ですから兄弟喧嘩をすることによって、社会性、人間関係、協調性が身につくんですね。

 

○ 椅子を投げない為に・・・

椅子やおもちゃを振り回すのはとても危険です。こんな時、ママはすぐに下のお子さん手を止めて、二人を落ち着かせてください。二人が落ち着いたところでお子さん達はおおきいですので、ママは何が原因で喧嘩になったのか、二人の話をしっかり聞いてください。話をしっかり聞いたうえで、二人のどこがどう間違っていたのかをきちんと話してあげて下さい。下のお子さんには、兄弟喧嘩はしても良いけれど、物を振り回したり投げたりしない約束をして下さい。「物を振り回すと危ないし、怪我をするかもしれないよ。喧嘩の時物を使うのは、心の弱い人がすることだからやめようね。」と、喧嘩の度に繰り返し教えてあげて下さい。

 

○ お兄ちゃんにも心配りを

お兄ちゃんには「弟はお兄ちゃんより四つも年が下だから、解らないことや出来ない事が沢山あると思うの。だからお兄ちゃんは○○ちゃんを怒らないで、優しく教えてあげてね。そうすれば○○ちゃんも椅子やおもちゃを振り回すような乱暴なことはしないと思うの。ママからもお兄ちゃんに○○ちゃんが乱暴なことをしないように、良く解るように話して物を振り回さない約束をしたからね。」と、言ってあげてください。

 

○ 仲直りできたらいっぱい褒めて

二人のお子さん納得して、仲直りができた時にには、「二人が仲良しになってママうれしいわ、二人ともママ大好きよ」と、いって二人を抱きしめてあげて下さい。兄弟喧嘩をした時、危険がなければ、ママは見守り、子ども同士で解決できればいいですね。物を振り回したり物を投げたりと、危険が伴う時は、すぐにその喧嘩にストップをかけて下さい。そして、何故喧嘩になったのかお子さん達の話をしっかり聞いてあげることが大切です。喧嘩したお子さん達の話も聞かないで、「お兄ちゃんだから我慢しなさい」とか「弟なんだから、お兄ちゃんの言うことを聞きなさい」等の叱り方はよくないと思います。

 

Copyright(C)since1998,Broadcasting System of Niigata Inc. All rights reserved.