お仕置きで「押入れ」
2歳7ヶ月 悪い事をしたら押入れに入れるという方法を採用してから、すごくいい子になりました。私の中では、完全に真っ暗にしない事。心の中で3秒数えたら開けるというマイルールを厳守しています。今では「押入れ~・・・」と言うだけで、「いい子になる~っ!」と態度を変えるように。実際、とてもいい子になります。ですので、実際、押入れに入れたのは3回ほどなのですが・・・・この体験「トラウマ」になったりしますか?子供の恐怖心に付け込むのは良くないでしょうか? 昔も、「押入れ」「蔵」に閉じ込めるのは、日本古来のお仕置きのようにも感じるのですが、どうなんでしょう???
(乙川先生のアドバイス)
○怒ると叱るの違い
私も子どもの時、親に怒られ、押入れに入れられたことがあります。しかし、なんで怒られ押入れに入れられたかはまったく覚えていません。昔の親は、今よりず~っと厳しかったように思います。
悪い子になったら押入れにいれ、良い子になると言ったら許して押入れから出してやる。この怒りかたは昔からありますが、私はあまり賛成しません。まず、怒ることと叱ることは違います。怒ると言うことは、親が感情のおもむくままに、子どもを大声で怒鳴ったり体罰を与えることです。叱ると言うことは子どもにどこがどう間違っていたのかを優しく丁寧に教え、諭すこ とです。2歳7ヶ月のお子さんですので、叱る時には、お子さんに何故そのようなことをしたのか、しっかり話を聞いたうえで、お子さんのどこがどう間違っていたのかをお子さんの解る言葉で話しをしてあげれば良いと思います。お子さんを押入れに入れて恐怖を与える怒り方をしているのは、ママはお子さんに良 い子になってほしい願いからしているんだと思いますが、お子さんは怖いだけで何故押入れに入れられているのか良く解らないのではないでしょうか?上手な叱り方は、叱られるお子さんの立場になって考えることです。それに、お子さん2歳7ヶ月ですので、まだヤダヤダ期が続いていて、ママにとってどうしてこんなに解らずやで言うことを聞いてくれないのかしらとイライラされ、ついつい押入れに・・・と、言うことになるかもしれませんね。
○押入れはやめましょう
やはりお子さんにとって押入れは、暗く怖い所です。すぐにママにだしてもらえますので、今はまだトラウマにはなっていないと思います。しかし、小さい時に押入れに入れられて、怖い経験をしたその時は良い子になりますが、これを繰り返していくと、せっかく順調に育った自我にストップがかかり、思春期になって爆発しないとも限りません。お子さんを叱る時はお仕置きや体罰はやめましょう。
躾は、怒ったり体罰を与えて教えるものではありません。お子さんが言うことを聞いてくれない時には、小さな声でお子さんの目を見て、真剣にどこがどう間違っていたのかをお子さんの解る言葉でしっかりと教えてあげてください。とかく親御さんは「ダメ」とか「なにしてるの止めなさい」と、大きな声をあげてお子さんを叱りがちですが、何がどうダメなのかお子さんは理解できませんので、何故ダメなのか、ダメの理由をお子さんの解る言葉でしっかりと教えてあげて下さい。

