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2009年5月 アーカイブ

2009年5月13日

夫が子供がえり

○主人が子供がえりです。できるだけ、主人ともスキンシップをとるように心がけているのですが、私としては一緒に親になり、子供を見守って欲しいです。どうしたらよいですか?

○夫と育児の方針が食い違い、子供の前で口論になってしまいました。それというのも、私は子供にテレビを見せすぎないようにしているのにもかかわらず、休日は、ほぼ1日中テレビをつけっぱなしの夫。もっと、子供とかかわって欲しいのです。どうやったら夫に理解してもらえますか?テレビを見すぎると、視力が落ちたり、言葉の発達が遅れたりと聞きます。心配しています。

(乙川先生のアドバイス)

○子供がえり

きっと、とても仲の良いご夫婦なんでしょうね。それと、今までママはパパにすべてしてあげていたのではないでしょうか?それでパパはお子さんが産まれて、ママに甘えられなくなり、お子さんにママを取られたような気持ちになって子供がえりをしているんだと思います。

○改善策!

これからは、パパにどんどん子育てのお手伝いをしてもらってください。例えば「ほら○○ちゃんパパを見て笑ってる。パパ大好きだって!パパが抱っこすると喜ぶみたい!」と言ってお子さんをパパに抱っこしてもらい、パパがお子さんを抱っこしたら「○○ちゃん嬉しそう。抱っこ上手~」とパパを褒めてあげてください。そして「助かるよ。パパありがとう」と感謝の気持ちを伝えるのも忘れずに。そうやって、少しずつオムツ交換やお風呂など、子育ての手伝いをしてもらい、その都度パパを褒め、感謝の気持ちを伝えることで、子供がえりも自然になくなり、父親の自覚がでてくると思います。試してみてください。

○育児方針のすれ違い

どのご夫婦も、子育ての意見の違いは多かれ、少なかれ、あると思います。パパはお仕事に疲れていて、休日くらいはテレビをつけて、寛いでいたいのだと思います。でも、ママからすれば、少しでもパパにお子さんと遊んで欲しい・・。そこで、まずはママは疲れているパパの気持ちになって、「テレビをみてリラックスしたい気持ちわかるよ・・」と共感した上で、これからの子育てについてご夫婦で共通理解を持つ事が大切です。その際、落ち着いて、感情的にならないでください。そうすると良いアイディアが浮かんでくるのではないでしょうか?

○テレビの影響

1歳3ヶ月のお子さんですと、お子さん向けテレビ番組は1日1時間程度が良いと言われています。ママはテレビが与える影響について理解していますし、週1日の休日であればテレビにそんなに神経質にならなくても良いと思います。

○家族でおでかけ

温かい初夏の1日。休日は家にいるより、親子でお弁当を持って自然のいっぱいある公園に行き、思い切り遊んでください。また、父親にしかできない関わり方や、遊びもあります。お子さん達は、日々成長します。一緒に遊びながら、お子さんから成長の喜びをもらい、パパもお子さんと共に成長して欲しいですね。

2009年5月20日

娘とのこれから(余命宣告を受けた妻)

○夫33歳・妻33歳・娘1歳10ヶ月の3人家族です。特段今のところは子育てで悩んだりしていません。実は、妻が余命宣告を受け、余命6ヶ月です。もし、妻が亡くなった時の育児のことで相談させて頂きます。娘の精神的な苦痛が相当増加する事が考えられます。娘の為には、私の実家で祖父母と一緒に育てればいいのかもしれませんが、新潟市内から50キロほど離れており、実家から毎日通勤となると、少し無理があるのかと、考えております。ただ、父子家庭で育てた場合、娘の精神的な負担と言うか、心の成長は大丈夫なのか不安に感じています。私自身、料理など家事全般はできるので、物理的な問題より娘の精神的な成長が心配です。私自身娘と二人で生活する事は可能ですが、娘の精神的な不安を少しでも解消するには、今後どういった点に注意する必要があるでしょう?それとも、少し無理をしても、実家でしばらくは一緒に生活するべきでしょうか?一般的な考え方で構いませんので、ご指導頂けたらと思います。いちばん、優先的に考えたいのは、娘の精神的な不安、苦痛の解消です。よろしくおねがいします。

(乙川先生のアドバイス)

○優しく温かい関わりが大切な時期

私がパパの立場であったらと考えると、胸がいっぱいになり、何と声をかけてさしあげていいのか、言葉が見つかりません・・本当にごめんなさい。お嬢さんは、まだ1歳10ヶ月ですので、あまり心配されなくても、今まで通り愛情をかけて育ててあげれば大丈夫だと思います。できれば、実家のおじいちゃま、おばあちゃまに、少しの間家に来ていただき、お嬢さんと一緒に生活してもらい、可愛がって頂くとか・・・。それが無理なら、お嬢さんを保育園に預け、保育士や保育園保護者の方から沢山の愛情をもらったり、保育園のお友達と楽しく遊ぶ事によってお嬢さんは明るく元気に成長されるのではないでしょうか?お嬢さんにとって、大切な事は、大勢の人から優しく温かい関わりやお世話をしてもらうことが一番だと思います。今、私は、お嬢さんの事よりも、むしろパパを心配しています。ママの病気の事、そして子育て、何もかも1人で頑張っていらっしゃいます。そんなに1人で頑張らないでください。子育ては周りの人にお手伝いしてもらうことも少し考えてみてください。

○1歳10ヶ月の成長

お嬢さんは、1歳10ヶ月ですので、まだ自分のおかれた状況は理解できないと思います。でも、もうすぐ2歳です。2歳になるとお話も上手にできるようになりますし、リズミカルな音楽にあわせて体を動かす事も喜んでやるようになりますので、ママといっぱい楽しいお話をしたり、音楽を聞いて踊ったりして楽しんでください。そうする事によって、ママの心が和むのではないでしょうか?

○これからの事

お嬢さんは成長するにつれ、色々な問題が出てくると思われます。心配させられる事があったり、困ったりすることもあると思います。先のことは今から心配されるのではなく、何かあったときに、考えればよいのではないでしょうか?今、お嬢さんにしてあげて欲しいのは、今まで通り、優しく温かい関わりです。今を大切に生活されていけば良いと思います。そして、ママに将来どんなお嬢さんに育って欲しいか話し合い、ママの気持ちを聞いてください。そのママの気持ちを大切に、お嬢さんを育ててあげてください。また、お嬢さんが成長されるにつれ、パパがお嬢さんにママの写真やビデオを見せながら、「○○ちゃんが生まれたとき、ママはこんな事を言っていたんだよ」とか、名前をつけるときのエピソードとか、1歳の誕生日をお祝いしたときの事・・どんなに些細な事でもお嬢さんに話してあげ、「○○ちゃんは大切なパパとママの宝物だんだよ」と話してあげてください。そうすることによって、お嬢さんに優しいママのイメージが湧いてくると思います。

○パパを応援するサイト

PCで「ファザーリングジャパン」 http://www.fathering.jp/ を検索してみてください。この会はNPO法人で父親支援を行っています。「父親が変われば家庭が変わる」パパの子育て参加について、楽しかった事、わからないこと、父子家庭での子育ての悩みなどが沢山掲載されています。このような会に参加されると、シングルファザーとして子育てをされているパパの意見が聞けると思います。また、7月26日(日)ファザーリングジャパン代表の安藤哲也さんが新潟市のほんぽーとで講演をされます。とても辛い時期だとは思いますが、お嬢さんと楽しく暮らすことで、ママと一緒の時間も増えるかもしれません。応援しています!パパ!

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