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2008年5月 アーカイブ

2008年5月 7日

「ご飯」「おかず」だけしか食べません

☆2歳の女の子です。ご飯はこぼしながらも自分で食べます。だけど、お米しか食べません。おかずは食べさせないと食べません。無理に食べさせなくても良いとは聞きますが・・栄養バランスは?と聞かれると、正直不安です。

☆今の悩みは、白いご飯を食べてくれない次男の事です。白いご飯はお茶漬けにするとか、漬物がないと食べてくれません。

(乙川先生からのアドバイス)

○子供たちの成長は様々です。

全く、正反対の質問ですね。「ご飯しか食べてくれない」「おかずしか食べてくれない」 同じようなお子さん保育園にもいましたね。お子さんは、まだ2歳ですので、食事の仕方が未発達な為に、ご飯だけ食べてしまうとか、おかずだけ食べてしまうとなるのです。ですから、親御さんは何も心配されることはないんです。

○栄養バランス

栄養バランスについても心配ありません。大丈夫です。だって、ご飯だけのお子さんはママがおかずを食べさせていらっしゃいますものね。お子さんが一口ご飯を食べたら、次にママが「このお魚美味しいよ!」と口に入れ、「よーく噛んでね。美味しいね」と、これを繰り返してください。また、おかずだけを食べ、白いご飯が残った時は、お茶漬けや漬物ではなく、海苔をもんで細かくしたものをトッピングしてあげたりしてください。お茶漬けは、お子さんの消化にあまり良くありませんし、漬物は塩分がありますから、控えられたほうが良いと思います。

○食卓の工夫

お子さんの年齢が上がるにしたがって、味噌汁、ご飯、おかずと順番に食べられるようになると思います。ひじき入りの五目御飯や麻婆ライス、三色ご飯(卵のホロホロ、ひき肉のそぼろ、きぬさやを茹でて千切り)、ほうれん草入り納豆ご飯などもいろどりが良く、楽しんで食べてくれると思いますよ。

○楽しく食事を!

食事の環境を整えてあげるのも大切です。一家団欒でテレビを消して楽しくお話をしながら食べる事。時には、レストラン風にお花を飾ったり、BGMの音楽を流したりしてね♪そこまでしなくても親御さんが毎日好き嫌いなく、何でも美味しそうに食べる姿をお子さんに見せてあげる事が大切だと思います。

 

2008年5月14日

自分から話しかけるのが苦手

3歳11ヶ月の娘についての質問です。恥ずかしがりやの娘は自分から話しかける事が苦手のようです。お店で買い物をするとき「ありがとうは?」と聞くと、どこか関係ない方向を向いてしまったり、ひどいときには「おならプー!」と言った事も。そのときは、こちらが赤面でした。もうすぐ4歳です。挨拶のしかたはキチンとさせた方が良いですか?それとも時期がきたら自然に感謝の言葉がでるものですか?

(乙川先生のアドバイス)

○どう答えて良いのかわからない。。

お嬢さんはきっと、はずかしがりやさんで、どのように対応して良いのかわからずに、自分から声をかけられなかったのかもしれません。それとも、お父さんやお母さん・・!お嬢さんが可愛くて周りの人がお嬢さんに質問された事に対して、すべて答えていませんか?もしかしたら、今までお嬢さんは何も答えなくても良かったのかもしれませんよ。

○悪い言葉を使ってみたい年頃

もうじき4歳ですね。4歳児さんの特徴は「おなら:うんち:おしり・・」大人がびっくりするような言葉を使って楽しみます。それに、お嬢さん、きっと保育園か幼稚園でお兄さん、お姉さんがこのような言葉を使っているのを聞いて、羨ましくなって自分も使ってみたくなったのかもしれませんね。4歳児さんは、このような言葉をわざと使って大人の反応を見て楽しんでいるんです。お子さんがこのような言葉を使ったときには、気にせず、ビックリした反応を見せないでほおっておけば自然に言わなくなると思います。

○挨拶は大人が正しい見本を

挨拶は、親御さんが毎日お手本を見せてあげれば良いのです。朝起きたときに「おはよう!」 昼は、お友達、近所の人に「こんにちは!」 人に何かをしてもらったときには感謝の気持ちをこめて「ありがとうございます」 迷惑をかけた時には心から「ごめんなさい」 と、お子さんにその姿を見せてあげれましょう。そうずると、お子さんも自然にさわやかな挨拶ができるようになると思いますよ。お嬢さんが「ありがとう」を言わなかったとき、「ありがとうは??」と催促するのではなく、「何て言うの?」とお子さんに考えさせて下さい。そうすればお嬢さん、きっと自分で「ありがとう」と言える様になりますよ。

○大人も再確認!

私が保育園に勤務していた時に感じた事ですが、登園時、お子さんが「おはようございます!」と元気に保育士と挨拶を交わしても、親御さん同士はおしゃべりに霧中で、挨拶を忘れている方もいました。さわやかな挨拶、心からの感謝の気持ちからお互いの信頼関係が生まれるのです、挨拶は、親御さんがお子さんにお手本を見せてあげることが大切だと思います。

2008年5月21日

現代の子育てに意見

初めてお便りします。私は20代の息子を3人持っています。この子達は、皆、幼稚園の年中から入園させました。しかし、今の時代は年少から入園させます。また、キャリアのあるお母さん方は赤ちゃんのうちから保育園に預けます。それが私にはわからないのです。なぜ?赤ちゃんや幼児ともっと触れ合わないのですか?大事なときを人任せにするのですか?「お母さん!」「ママ~」と手を広げて寄ってくるのは3・4歳くらいまでです。もっと子育てを楽しんでみませんか?子供が家にいるのは18歳くらいまでです。もちろん、母子家庭のお母さんが働いている場合の充実は願っております。

 

○子育て、今・昔

お手紙ありがとうございました。3人の息子さんをしっかり育てられたとのこと、本当に素晴らしいお母様でいらっしゃいますね。お手紙にもあったように、子育ては母親の優しい愛情あるかかわりが、とても大切なのです。でも、昔の子育て環境と、今の子育て環境はかなり変化しているんですね。以前は、ご主人が働き、母親は専業主婦で一生懸命お子さんやご家族を守って生活されてこられた方が大勢いらっしゃいました。しかし、今は核家族化が進み、母親は子育てが解らず、身近に子育てを教えてくれる人もおらず、ストレスをためている母親が多くなったようです。また、格差社会で夫の給料が安かったり、リストラでどうしても母親が働かなければならない家庭や一人親家庭もあります。そして、社会貢献したい気持ちと、子育ての両立に、どう向き合ったらよいか真剣に考えたり、悩んでおられる方が多くいらっしゃるようです。

○ワーキングママさん

母親が社会に出て仕事をすることは、ただ単に家計を助ける為でなく、社会の一員として認められ、自分自身の生きがいを見つける事として素晴らしい事だと思います。その為に、お子さんを犠牲にするのではなく、お子さんは保育園でプロの保育士やお友達と楽しい集団生活を送り、社会性を身に付ける事ができます。社会に出て働きたい母親にストップをかけても、ストレスが溜まるばかりで、温かい愛情ある子育ては出来ないと思います。また、昔3歳児神話という伝説がありました。それは、まったく根拠のないものだと、多くの先生方が述べられております。

○密度の濃い時間を

子育ては一日中べったり一緒にいるのが良いとは思いません。お仕事をしてお子さんとの触れ合いの時間が少なくとも、お子さんと密度の濃いかかわりをすれば良い訳です。保育園に勤務していた時、お子さんに「ママ、お仕事してくるからね、頑張ってくるよ!だから○○ちゃんもいっぱい遊んでね!」と約束するお母さん。仕事が終わって、保育園に迎えにきたお母さん「会いたかった!」とお子さんをしっかり抱きしめ、お子さんの話を笑顔で聞いていらっしゃる方。このようなお母さん達がいっぱいいました。一人親家庭の親御さんが増えていますが、みな、子育てを一人でされ、とっても大変なのに、子育てに真剣に取り組み、頑張っていらっしゃいました。私も、このようなお父さんやお母さんの子育てを応援する環境が整う事を願っています。

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