子供の意思を尊重しすぎるのは?
母親が子供の意思を尊重しすぎると思うのです。食事の時は「パンでもいい?」パンが嫌だといえばご飯に変えます・・・。お着替えの時「この洋服で良い?」好きな洋服に出会うまでタンスを探します・・・。チャイルドシートに乗る時は、途中で親が手を出すと気に入らず、車から出て始めからやり直さないと気が済みません。他にも、まだまだあるのですが、生活全般が子供の意思で動いています。ダメな事はダメ!しなければならない事はさせる!という様に、理屈抜きでドンドン進めて良いと思うのですが・・・。これでは、子供の了解を取る事に手間取って先に進みません。どんな子供に育つか、少し心配です。母親は娘は聞き分けの良い子で、親の気持ちを理解してくれる!と言っていますが、私が古いのでしょうか?これが現代の子育てですか?先生の意見をお聞かせ下さい。(お孫さんについての質問)
(乙川先生のアドバイス)
○おばあちゃまの心配・・よくわかります。
3歳のお孫さんの育て方について、お母さんが過保護ではないかと、すご~く心配されていらっしゃるんですね。心配される、おばあちゃまのお気持ち、とってもよくわかります。昔は、今ほど物が豊富ではなかったので、食事の前に親御さんが「パンにする?それともご飯?」などと子供に聞くこともなく、皆で同じ食事を一家団らんで食べていました。子供の洋服も今のお子さん達がコーディネートできる程、沢山持っていなかったように思います。子育ての環境は、私達が子育てをしていた頃と、まったく違って本当に今は物が溢れているんですね。
○わがままな行動も、第一反抗期。
3歳のお孫さん、車のチャイルドシートに乗る途中、大人が手を出すと、最初からやり直しをさせられるそうですが、お孫さんは、まだ第一反抗期が終わっていないように思えます。我が家の孫も同じようなエピソードがありました。3歳になったばかりの頃、車ででかけるとき、大人が車のドアを開けてあげると、「僕が開けるの!開けちゃダメ!」と言って、車のドアを閉めるまで頑張っていました。私達が仕方なくドアを閉めると、自分で車のドアを開けてチャイルドシートに座って得意顔でした。お孫さんは、おばあちゃまにとって、一見、我がままに見えますが、自我が順調に育っているんです。ですから、この時期、とっても手がかかり大変ですが、お孫さんが順調に育っていると喜んであげてください。お孫さんは、もう少しで第一反抗期も終わると思います。
○食事は同じ物を!
食事は家族みんなで、同じ物を食べるのが当たり前と私は思っています。そこで、言いにくいかもしれませんが、「これからは皆で同じ物を食べましょう!その方がずっと美味しいと思うよ!」と言ってみてください。きっと上手く行くと思います。また、洋服は、お母さんが洋服を出してあげるのではなく、夜寝る前に、お母さん、おばあちゃまも一緒に、お子さんが明日着る洋服のコーディネートをしてみてはいかがでしょうか?お子さんの感性も育ち、何よりも朝、起きるのが楽しくなりそうですね。

