北の大地に、熱い魂を燃やし、作り続けられているニッカウヰスキー。
余市蒸留所の広い広い蒸留所の敷地内に、マッサンこと竹鶴正孝と奥様リタさんの
お家が移築されています。
リタの故郷のお家のアプローチを模したというこの佇まい。
日本であることを忘れます。
中に入ると、そこは和洋折衷な空間。
ここで、みなさまをお迎えしたのですね。
ここまでは、見学をしていただけるのですが…
ここからは、特別に見せていただいた、マッサンとリタの生活空間。
リビングダイニングは、洋風なお部屋。
リタさんの使っていた鏡台や
洗面スペース。
背の高いリタさんにあわせて、少し高めに。
マッサンは、とにかく読書家で多くの本がそのまま残されています。
マッサンが着用していたという風合いの良いツイードのジャケットなども
そのままクローゼットの中に。
こちらは、お客様をお迎えした応接室。
リタさんのピアノは、日本にも数台しかないという貴重なものだったとか。
実は、このお席、マッサンの特等席。
恐れ多くて、および腰(笑)
ここは、他の洋風な他のお部屋とは全く趣の違う、純和風の、マッサンのお部屋。
この畳敷きのお部屋で、マッサンは、寝る寸前までウイスキーを楽しんでいたとか。
そして、お部屋の外にあるお手洗いにいくのも面倒になり、なんと!
その和室のふすまを開けると…
こんなところにお手洗いが。
マッサンが、特別に作ってもらってとのこと(笑)
マッサンのウイスキー愛と、そして何よりも、リタさんへの愛にあふれた邸宅でした。
リタさんは、なんとゴルフのシングルプレーヤーだったとか。
愛用のゴルフクラブも、ウイスキー博物館に飾られていました。
そして、その博物館には…
マッサン渾身の、ウイスキー第一号が!
知れば知るほど、奥が深い。
そして、すっかり私は余市蒸留所の虜になってしまったのでした。
次回は、アサヒビール北海道工場の様子もお伝えします。