カーテン越しに朝日が差し込んで目が覚めました。
加茂湖を照らす、素晴らしい朝日。
なんだか、良いことがありそう。
お宿の美味しい朝ごはんは我慢して、いざ、寒ぶり大漁まつりに!
佐渡の北端、鷲崎漁港を目指します。
いつもは海風に大きくたなびく、この横断幕も、この日は青空にくっきりと文字を浮かべていました。
出迎えてくれたのは、佐渡の伝統芸能鬼太鼓の勇壮な音と舞。
まずは、寒ぶりのあら汁と、お刺身を。
今年は大豊漁!
10キロ超えの寒ぶりが…
沖の網には、まだまだ大きなブリが入っているとのこと。
漁師さんたちも、大きな笑顔を見せてくれていました!
会場は、大賑わい。
寒ぶりのお刺身柵どりの他、スミイカなどを買い求める方々で行列に。
海の肥料で育った、佐渡でしかとれないお米の塩むすび。
人気のパン屋さん。お寿司。あんこもち。おつまみになるようなものもたっくさん。
ずっしり重い寒ぶりを豪快にさばく、黒姫漁場の斉藤さん。
寒ぶりの生きの良さを競う、寒ぶりレースも大勢の方々の注目の的。
いつもは寒風ふきすさむ、この漁港が、太陽に照らされキラキラと輝いていました。
まさか、寒ぶりまつりで、コートを脱いでしまうとは(笑)
本当に暖かく、穏やかで賑やかな一日でした。
その大漁祭りで安全祈願も行われ、今年も、たくさんの寒ぶりが揚がります!
冬の佐渡は、とにかくおいしい!
ぜひ、みなさんも。
このツアー、皆勤賞の参加者さんが言っていた。
「この日を楽しみにやってきたけど、ようやくみんなと佐渡に来れた。
でも…このツアーが始まるということは、また終わって、次の忘年会まで
1年も我慢しなくちゃなんだよな…」って。
遠くに角田山や弥彦山を臨みながら、船は、ゆっくりと新潟の港に入って行きます。
いつもラジオを聴いてくださってありがとう。
みんなのお顔を浮かべながら、これからもお送りします。