試合に勝った喜びを抑えて敗者を労う

試合に負けた悔しさを抑え勝者を称える 

 

 

 

なかなかできることではありません。

特に格闘技は...

 

 

 

 

 

 

きのう

さいたまスーパーアリーナで

格闘技RIZINの試合が行われました。

(総合格闘技)

 

 

 

 

 

私がそこで注目したのは

山本美憂選手

山本アーセン選手

山本親子です。

 

 

 

 

まず登場したのは山本美憂選手の長男

山本アーセン選手

 

試合前やラウンドごとに

相手と拳を合わせる行為は

格闘技では「お互いの健闘を祈る」

という意味があります。

 

 

その時のアーセン選手の表情は笑顔で

スポーツマンらしい姿勢が感じられました。

 

試合にも勝利しました

しかも初勝利

しかし、アーセン選手はすぐさま相手選手のもとへ行き

健闘を称え抱き合っていました。

普通勝つとコーナーロープに上り

観客にアピールしたくなるところですが・・・

 

 

 

 

そして、山本美憂選手も

試合には負けてしまいましたが、

勝った選手のインタビューにも耳を傾け

拍手で勝者を称えていました。

普通負けたら相手の顔も見たくないほど

悔しくなるはずなのに・・・

 

 

 

山本KID選手もそうですが、

山本一族は本当に格闘技への礼儀や感謝の気持ちが

かなり感じられます。

観ていて本当に気持ちが良い。

 

 

もちろん、

リングは戦場だから

健闘を祈るなど生ぬるいことは必要ない

という選手もたくさんいることでしょう。

命がけで戦う以上は当然のことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクシング

元世界バンタム級チャンピオンに

辰吉丈一郎という選手がいます。

 

 

 

 

辰吉選手は

試合前は選手のことを挑発する

パフォーマンスをよく行っていました。

しかし、試合が終わってからはしっかり相手選手を

称えているのです。

 

 

世紀の一戦と言われ

視聴率は39.4%という驚異的な数字をたたき出した

辰吉丈一郎 VS 薬師寺保栄

 

この試合で敗れた辰吉選手は試合後、

薬師寺選手の耳元で

「ほんま強かった。いろいろ言ったことは謝る。ごめん」

と囁いたそうです。

そして、報道陣を集めて公開で謝罪をしました。

 

 

 

 

 

スポーツのどこに重きを置くかは

観るファンによって様々です。

わたしは試合内容だけでなく、

試合前後の選手たちの人間模様を感じるようにしています。

 

 

スポーツは奥が深い。

そして学ぶことが沢山ある。

だからこそ感動が生まれるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

・・・

真面目かsign03

 

 

チャンチャンnote