「とにかく食べてみなさい。うんめんだて、これが」
と、熱弁をふるわれた。
「ほんとにそうなんです。とにかく、うまいんです。
やみつきになるんです」
と、援護射撃が四方八方からやってくる。
凄いらしい。
これを食べずして、死んではならぬ!とまで言い出す。
それが…これ!「肉チャーハン」
お店の名前も出ていない。
10人ちょっとで満席。
頼んだメニューを、店主自ら「それはおいしくないから」と
断ったりすることもある。
駐車場なんてない。
今のところ、取材拒否。
これが、巻の方々のソウルフードらしい。
そのお味は…
噂以上に、おいしすぎました!
普通の状態でも大盛りでしょ?って感じなので
一緒に行った男性に、ちょっとお手伝いしてもらったものの
もう、何時間後には、また食べたいなと思う味。
これぞまさにソウルフード。
そして、同じく巻でいただいた、これまた超絶のおいしさ。
そもそも、貝好きの私ではありますが、こ~んなに
大きなアサリを見たのは初めて。
そして、こ~んなにおいしい貝をいただいたのも初めて。
巻の方々にはおなじみという「平あさり」
巻の大人気居酒屋「一心」にて。
まだまだ、知らないその土地のソウルフードがあるものです。
そんな感動の出会いを作ってくださったのは…
はい。
世界の天野尚さん。
アクアリウムも、写真も、世界中の方々を魅了しています。
9月6日から16日まで、朱鷺メッセの展示ホールで
「視力6・0の世界」という写真展が開催されます。
その準備に追われる舞台裏も拝見してきましたが
とにかくすごい。
作品の展示数だけでも、世界一に違いない。
豪快で、かつ繊細で、天野さんの世界は無限大に広がる。
そんな天野さんを作った故郷のソウルフードにふれて
お腹よりも、心が満腹に。
幸せな気持ちになりました。