私のラジオの番組のレギュラーコメンテーターの細野真宏さん。この方は、新潟市出身の塾講師で、経済と映画の評論活動も行っていらっしゃいますが、番組の中でこんな事をおっしゃっていました。「今の日本の映画の興行収入は他の国に見ても少なく、人口が日本の半分の韓国よりも、日本の5分の1の台湾よりも少ない作品もあるほど」と。韓国よりも台湾よりも低い?日本が?驚きました。映画の入場料は日本より韓国や台湾の方が安いので、日本がそして、そのような事情を受け、ハリウッド映画の大々的なPR活動、例えば主演の俳優や女優が来てPRするイベントも、日本では開催せず韓国では開催するという現象も起きているようです。日本は一応経済大国。でも、映画の市場としては魅力がなくなっているのです。もちろん作品がつまらなければ行く必要はありませんが、「映画館で見る映画ファン」である私としては、見たいと思った作品は、割引の効くレイトショーやメンズデーレディースデーなどを利用して、出来るだけ映画館に足を運んで頂きたいものです。「映画館に行かなくてもDVDで見られれば良い」という方もいますが、映画は元々お茶の間でなく映画館で見るために作られたのですから。(ただ、映画館で見なくてもDVDでいいやと思わせるTVドラマと変わらないような映画がある事も認めます) ((