「一言で言うと、“みにくい”試合だった。」 今日のMVPに選ばれたGFワイチ選手の言葉。「最後はなんとかチームが一つになって勝てたけど、オフェンスはやろうとしていたプレーが最後まで出来なかった。」
新潟アルビレックスBBは3日、朱鷺メッセで埼玉ブロンコスと対戦。前日は2度の延長戦の末、85対97で敗れた。廣瀬HCが「今までやってきた全てを出しきる」と臨んだ2日目。しかし埼玉のインサイドを固めた守備の前に1Q、2Qともにわずか9点しか取れず。
10点差で迎えた後半、「もっと走れ」と廣瀬HCから檄が飛ぶと徐々にリズムが変わった。ゴール下でワイチが決めれば、Fハートマンが3Pシュートを沈める。ディフェンスではしつこいプレスで相手のミスを誘った。そして4Q序盤、ワイチが強引にドリブルで持ち込み同点に。しばらく続いたシーソーゲームはSG佐藤が3Pシュートで突き放し、68対55で新潟が勝利した。これで8勝2敗で首位をキープ。
試合後、廣瀬HCはオフェンスを急務の課題にあげた。「あぁしなきゃいけない、こうしなきゃいけないという考えが先行して動きが止まる。時には思い切り打たないとリズムが生まれない。そういう意味では今日は佐藤が思い切りよくプレーしてくれて、今後に期待を持たせる内容だった。」
現在、3人の選手をケガで欠く新潟。しかしそれを好材料と指揮官は捉える。「人がいないからこそ逆に色々と大胆に試せることもある。今日はニック、マット、ハートマンの“BIG3”や佐藤のガードを試した。結果が駄目なら直せばいい。どんな形でも勝つために前へ進んでいかなければならない。」


