「やられ方が完璧だった。ショックはない。逆に今までやられなかったことに感謝したい」 鹿島戦前日の練習後、GK北野が言った言葉。手にはサポーターからもらった四つ葉のクローバーがあった。
この中断期間にやってきたことの一つに、前線からのプレッシャーがある。大分戦の敗因はそれが出来なかったこと。守備における“アグレッシブさ”が欠けていた。「(勝利した)浦和戦では出来ていた。出来ない時にどうするか、今度はそれを考えなくてはいけない」(鈴木監督) 「前がしんどくなってプレッシャー掛けてくれないと後ろはもっとしんどい。まぁ先制されるとがっくりくる、特にうちのチームは」(MF寺川) 「やっちゃいけないことが分かった試合だった。プレッシャーを掛けないとああいう結果になる」(DF中野) 理由がはっきりしているだけに、選手たちの気持ちの切り替えは早い。
中断期間に鹿島から移籍してきたDF内田は「今はまだ普通。明日になってみないと分からない」と実感が沸かない様子。「選手の特徴を知っているだけにやりやすさもあるしやりにくさもある。逆をつかれる可能性あるから。皆には相手の特徴を伝えた。明日は勝てるといい」 ベンチスタートが濃厚だが、ビッグスワンは初めてということもあり「楽しみです」と笑顔で答えた。
前の試合から中3日。疲労の残るチームにとってホームの力は大きい。それはホーム4連勝という数字が実証済みだ。一方の鹿島は中2日で、しかもアウェイ2連戦。分は新潟にあると言える。「ホームでは絶対に勝つ。そしてその勢いで次のアウェイ戦はリベンジしたい。強豪だけど、ホームもアウェイも勝ちたい」 サポーターからもらった幸運のお守りを手に、GK北野は力強く語った。