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岡山、「自分に負けた」

 「すごくがっかりしている。自分には・・・」 歓喜渦巻くビッグスワン。他の選手が笑顔でサポーターに挨拶する中、岡山哲也の表情は一人暗かった。

 6日清水エスパルス戦、岡山は出場停止のFW中原に代わって入った。リーグ戦では今季初スタメン。32歳のベテランの肩に、力が入った。「大きなチャンス。結果を出すことを自分の中で強く思ってやっていた。」1トップ気味の矢野が落としたボールを拾う。あらゆる場所に顔を出し、チャンスを引き寄せる。前線から激しいプレッシャーをかける。最大のチャンスは前半36分、ファビーニョが左サイドをえぐりクロス。岡山がフリーで飛び込んだ。だが、ヘディングシュートはボール一個分クロスバーの上。岡山は両手で頭を叩き、拳を振り下ろした。後半20分、岡山に代わって18歳の田中が投入された。試合はその後、両チームとも2点決まり、4対2でアルビが勝利した。

 「試合に勝ってサポーターやチームメイトには“おめでとう”という気持ちはあるけど、自分自身には負けたなと思う。結果が出なかったので。そういう意味ではすごくがっかりしている、自分自身に。」 そう言い残し、岡山は足早にバスに乗り込んだ。